「蛍の畦道」3年ぶりに開催（令和４年６月８日更新）

ページID：0009939 印刷用ページを表示する更新日：2022年6月8日更新

　６月に入り、田んぼの稲がぐんぐん成長し、周りの山々の緑も濃くなってきました。日中は初夏らしい暑い日もありますが、日が暮れると涼しい風が吹き、カエルの大合唱をバックにホタルの乱舞が始まります。いやー、この心休まる風景を、都会の皆さんにもぜひ見ていただきたいものですね。

　そんな梅雨入り前の晴天に恵まれた６月４日の土曜日に、目黒地区で「蛍の畦道ライトアップイベント」が３年ぶりに開催されました。
　このイベントは、「目黒の里ホタル愛好会」が中心となって、ホタルが舞う自然豊かな目黒の環境を次の世代に伝えようと、17年前から行われているものです。会場となった旧・松野南小学校の周囲の畦道には、文字や絵を描いた手作りの灯篭約300個が並べられ、ホタルとの幻想的な光の競演を演出していました。
　また、明るいうちには、松野町が誇る勇壮な「鬼城太鼓」や、還暦を過ぎても精力的に活動している地元のバンド「ゆずの香り」の演奏、東京大学の愛媛大学の学生さんたちのパフォーマンスなどのステージイベントのほか、軽食やスイーツなどのバザーもあり、町内外から来られた家族連れなど多くの皆さんに、大いに喜んでいただいたと思っています。何より、小学校が廃校となった目黒地区で、たくさんの子どもたちが駆け回っている姿を見ることができたのは、感慨深いものでした。

　コロナ感染症への不安はまだまだ払拭できませんが、松野町でもこのようなイベントを、感染対策を講じたうえで徐々に再開し、ここ２年余り失われていた活気を取り戻していきたいと考えています。
　松野町での次のイベントは、７月23日土曜日にＪＲ松丸駅前で開催の「商工会ゆかたまつり」となります。これも３年ぶりとなりますが、楽しい企画をたくさん用意してお待ちしていますので、みなさんぜひ浴衣を着て遊びに来てください。