厳しい寒さもようやく遠のき、春爛漫の季節となりました。松野町の特産の梅も、温かな日差しの中で次々と開花しています。四季折々の美しい自然に恵まれた平和な日本に生まれたことに、感謝したいと思います。一方で、世界に目を向けると・・・
私たちの社会は、2年以上もの間、新型コロナウイルス感染症に苦しめられ、深刻な被害を受けてきました。しかし、今、もしかしたらそれを上回るような脅威に、世界は直面しているのかもしれません。それは、皆さんも報道でご承知のとおり、ロシアによるウクライナへの武力侵攻です。強い国が、暴力で隣の平和な国を支配しようとする、これは、私は決して許される行為ではないと思います。
もちろん、複雑な国際紛争について、当事国ではない日本の、しかも松野町のような小さな自治体が口をはさんでも、効果は期待できません。しかし、ふるさとを追われ、家族がバラバラになって、悲しみと苦しみの中で避難しているウクライナの皆さん、特に子供たちの涙をテレビの映像で目の当たりにして、よその国のことだとこのまま傍観してはいけないと痛切に感じました。そしてこのことは、多くの皆さんも、同じように受け止めているのではないかとも思いました。
このため、ウクライナの人たちのために、私たちができること、それは本当に小さなことですが、実行したいと考えています。
ひとつは、役場の窓口に、ウクライナの難民を支援するための募金箱を設置します。ここでお預かりした募金は、武器や弾薬などに充てるのではなく、難民となった人に温かい食事や必要な医療を提供することに役立ててもらうため、全額を「国連難民高等弁務官事務所」の公式窓口に責任をもって送金いたします。
もうひとつ、ウクライナから遠く離れた島国日本の、また片隅の小さな田舎町でも、ウクライナのことを思い、心配し、平和への祈りをささげている仲間がいることを知ってもらうため、役場に日本国旗とともにウクライナ国旗を掲揚します。
これらは、支援と呼ぶにはあまりにも小さく、しかもパフォーマンスに過ぎない、偽善的だという批判もあるかと思います。しかし、ウクライナのために何か行動をしたいとお考えの方は、このささやかな取り組みにぜひご参加いただき、役場までご足労いただいて募金に協力していただくとともに、実物でなくてもいいので、ウクライナの青と黄色の国旗を胸の中に抱いて、平和を祈ってくださいますようお願いします。
そして、中学生、高校生の皆さんに聞いてもらいたい。私たち大人の世代は、また戦争という愚かなで残酷な行為に走ってしまいました。今起こっている現実を、テレビやネットでよく観察して、皆さんの世代では絶対にこの過ちを繰り返さないように、しっかりと胸に刻んでいただきたいと思います。
万葉の時代から日本人に愛されてきた梅の花
(松野町延野々・五郎丸の梅畑)
○ 2月14日(月曜日)
新庁舎供用開始
四国情報管理センター(株)・中城社長ほかと意見交換
〇 2月15日(火曜日)
第1回臨時議会に出席
(株)ステップコミュニケーション・山本社長ほかと意見交換
〇 2月16日(水曜日)
NPO法人森の息吹に「鳥獣対策優良活動表彰・農林水産大臣賞」を伝達
県・市町連携推進本部会議にリモート出席
〇 2月17日(木曜日)
愛媛県市町総合事務組合議会定例会に出席
愛媛地方税滞納整理機構議会定例会に出席
〇 2月19日(土曜日)
山本順三参議院議員と意見交換
〇 2月21日(月曜日)
令和3年度3月補正予算査定
〇 2月22日(火曜日)
(株)プロテックスジャパン・酒井社長ほかと意見交換
愛媛県市町村職員共済組合議員協議会にリモート出席
愛媛県市町村職員互助会役員評議員会にリモート出席
えひめ南予きずな博実行委員会にリモート出席
〇 2月24日(木曜日)
愛媛県過疎地域自立促進協議会会計監査
愛媛県市町各種事業総合協議会会計監査
愛媛県田中副知事・八矢副知事ほかと意見交換
〇 2月25日(金曜日)
愛媛県町村会定期総会に出席
〇 2月27日(日曜日)
長谷川淳二衆議院議員と意見交換