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「NPO法人森の息吹」農林水産大臣賞を受賞(令和4年2月4日更新)

ページID:0009389 印刷用ページを表示する 更新日:2022年2月4日更新

 今日は「立春」。まだまだ寒い日が続いていますが、梅の蕾もほんのり赤く膨らみはじめていて、少しずつ春の気配を感じられるようになりました。
 節分の日の昨日は、豆をまいて邪気を追い払った家庭も多かったと思います。オニならぬオミクロンにも、早く立ち去ってもらいたいものですね。

 さて今週は、うれしいニュースをひとつご紹介します。
 松野町では、平成20年頃から野生のニホンジカが爆発的に増えだして、農作物を食い荒らすなど被害が年々大きくなっていました。このため、町内ふたつの猟友会をはじめ、農業関係者、地域住民、行政が一体となって、鳥獣被害防止対策の専門組織「NPO法人森の息吹」を平成25年に設立し、上シカの数をコントロールするための駆除や、田畑への侵入を防ぐための金網柵の設置などの活動を行ってきました。それと同時に、人間の都合で奪ったシカの命を無駄にはできないとの思いから、駆除したシカの肉を「まつのジビエ」というブランドで生産、販売する獣肉処理加工施設も運営してきました。
 この「森の息吹」の捕獲から販売までの一貫した取り組みが、このたび、農林水産省の「令和3年度鳥獣対策優良活動表彰」において、最高位の農林水産大臣賞を受賞することとなりました。また、2月16日に開催予定の「全国鳥獣被害対策サミット」で、その活動内容をプレゼンする機会をいただきました。
 私も、「森の息吹」の設立時に役場の担当職員として携わっていて、当時のことを思い出しつつ大変うれしく感じています。「森の息吹」の竹本代表、森下施設長をはじめ関係の皆さんの長年の努力が評価されたことに、心から敬意を表したいと思います。
 道の駅虹の森公園でも「森の息吹」のソーセージなど「まつのジビエ」商品を販売していますので、どうぞ皆さん、ご賞味くださいませ。

「NPO法人森の息吹(松野町富岡)」
「NPO法人森の息吹(松野町富岡)」

「まつのジビエ」
「まつのジビエ」

1週間の公務の記録 =1月24日(月)~1月30日(日)=

○ 1月25日(火) 区長会に出席
○ 1月26日(水) 令和4年度当初予算査定
○ 1月27日(木) 県土地改良事業団体連合会理事会に出席
          令和4年度当初予算査定
○ 1月28日(金) (株)サンクレア・細羽社長と意見交換
          令和4年度当初予算査定