新年のご挨拶　＆　成人式の開催（令和４年１月６日更新）

ページID：0009242 印刷用ページを表示する更新日：2022年1月6日更新

　謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

　旧年中は、本町の町政推進に格別のご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございました。本年が、コロナ禍と人口減少を克服し、輝かしい未来へと踏み出す第一歩の年となるように、役場職員の総力を挙げて全身全霊を注いで取り組んでまいりますので、どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

　さて、今年の三が日は、暖かくて穏やかな天候に恵まれましたが、そのおめでたいムードを一掃するかのように、急速にオミクロンショックが広がっています。県内でも、40日近く感染者ゼロが続いていたのに、一昨日からオミクロン株を含む複数の感染が確認されています。また、都市部や沖縄県では感染第５波に匹敵する新規感染者が出たようで、つくづくコロナ感染症は厄介で危険な存在だと実感しています。一日も早く、何の気兼ねもなしに人と会ったり外食をしたり、旅行に行ったりできる普通の生活を取り戻すため、今は一人一人が自衛手段を徹底しなければなりません。行政としても、町民の健康と生活を守ることを最優先に、ひとつひとつ対策を積み上げてまいりますので、よろしくお願いいたします。

　そのような中、コロナの感染対策を徹底した上で、延期になっていた令和３年の成人式を、ほぼ１年遅れで大みそかに開催することができました。対象の新成人は、20世紀最後の年の西暦2000年４月２日から、21世紀最初の年の西暦2001年４月１日までに生まれた若者たちで、20世紀生まれと21世紀生まれが混在するという珍しい学年だったということです。その2000年、平成12年の出来事といえば、シドニーオリンピックの開催や、イチローのメジャーリーグへの移籍などがありました。私たちからすれば、つい最近のことだと思ってしまいますが、わずか20年されど20年、その間にヨチヨチ歩きの赤ちゃんが立派に大人に成長したわけで、新成人には、惜しみない愛情を注いで育ててこられたご両親、ご家族への感謝を忘れないように、とお願いしたところです。

　また、令和４年の成人式は、予定どおり１月３日に開催し、年末年始の２回の成人式で、約80人の晴れの門出をお祝いすることができました。その式の祝辞の中で、新成人に対して「定年退職後でもいいから、いつかのタイミングで松野町に帰ってきたいと考えている人はいますか？」と質問したところ、どちらの式でも８割程度の新成人が手を挙げてくれました。これは、松野町に住む者としてとってもうれしかったし、心強かったですね。一方で、せっかく松野で生まれ育った若者たちが、いつかは帰ってこようという気持ちでいるのだから、その時までしっかりと地域社会を存続させる責任があるぞ、と強く感じました。もちろんそれは、役場だけでできることではありません。新成人たちの心の拠り所でもある「ふる里・松野」が、これからもずっと活力を維持していけるように、町民の皆さんはじめ松野を応援していただける方、松野にご縁をお待ちのすべての方に、何とぞご支援ご協力をいただきますようお願いいたします。そして、本年が皆様と松野町にとって輝かしい１年となるように祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。

干支　丑から寅へ