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バイバイ マリアン先生(令和3年9月24日更新)

ページID:0008770 印刷用ページを表示する 更新日:2021年9月24日更新

 秋の気配が、日増しに色濃くなってきました。「中秋の名月」は、残念ながら松野町では雲に隠れて見えませんでしたが、翌日から満月が徐々に欠けていく様子を楽しんでいます。ちなみに、月の呼び方も一日一日変わってゆき、今年は9月21日が「中秋の名月」、22日が「十六夜」、そして23日からはだんだん遅くなる月の出を待ちくたびれて、立待月(たちまちづき=立って待つ)、居待月(いまちづき=座って待つ)、臥待月(ふしまちづき=寝て待つ)、更待月(ふけまちづき=夜更けまで待つ)となるそうです。日本語ってほんとうに奥深く麗しいですね。

 もう一つ、秋の話題です。この時期、町内のあちこちで、彼岸花が深紅の花びらを開いています。ところがここ数年、その中に真っ白い彼岸花を見かけるようになりました。ネットで調べてみると、この白い花は「白花曼殊沙華(しろばなまんじゅしゃげ)」という種類で、九州地方に多いそうです。町内でも毎年広がっているようで、赤と白のコントラストは、これからの秋の風物詩になるかもしれません。

 さて、松野町では、小中学生に英語を教えてくれるALT(Assistant Language Teacher/外国語指導助手)を2名配置しています。一人は、中学校を担当しているトリニダードトバゴ出身のアフィー先生、もう一人が小学校担当でアメリカ出身のマリアン先生、二人とも優しく明るく、そして熱心に子どもたちに接してくれていました。

 そのマリアン先生、9月でALTの3年間の任期が終了し、アメリカに帰ることになりました。先生は、この3年間で日本語が上達して、今ではほとんど日本語だけで会話ができ、簡単な漢字の読み書きもできるそうです。また、動物が大好きで、トカゲをマイフレンドと呼んだり、中学校で保護された迷い犬の「ポチ」を毎日散歩に連れて行ったり、子どもたちに命の大切さも教えてくれました。なお、「ポチ」はマリアン先生がアメリカに連れて帰るそうです。滑床渓谷で保護されて、おもてなし大使に就任した看板猫「NAME」に続き、「ポチ」に松野町とアメリカの親善大使をお願いしようかと考えています。

 このたび、ALTの退任にあたり、感謝状と記念品を贈呈しました。マリアン先生からは、「とても楽しい3年間でした。松野町は第2のふる里です。」というとてもうれしい言葉をもらいました。

 先生は、故郷のミネソタ州に帰って教員を目指すそうで、これからはアメリカの子どもたちのために頑張ってください。

退任するマリアン先生

退任するマリアン先生

白花曼殊沙華

白花曼殊沙華

1週間の公務の記録 =9月13日(月)~9月19日(日)=

○ 9月13日(月) 9月定例議会産業常任委員会に出席

○ 9月14日(火) 葬儀に参列

○ 9月15日(水) 葬儀に参列

          農林公社業務報告会に出席

○ 9月16日(木) 議会全員協議会に出席

○ 9月17日(金) 災害警戒本部会議に出席

          時事通信のインタビュー取材を受ける

          ALT退任式に出席

○ 9月19日(日) 愛媛県信用保証協会・上甲会長ほかと意見交換