松野中学校体育祭（令和３年９月15日更新）

ページID：0008733 印刷用ページを表示する更新日：2021年9月15日更新

　猛威を振るってきたコロナ感染症が、ワクチンの接種が進んだこともあって、ようやく収束の兆しが見え始めてきました。愛媛県でも、まん延防止等重点措置が解除となり、徐々に経済活動を再開する動きがでています。しかし、油断は大敵です。まだまだ医療機関への負担は高い水準にあり、リバウンドが起きないように十分な警戒を続けなければなりません。

　しかしまあ、コロナウイルスというのは、本当に厄介な難敵ですね。その最大の理由は、変異株がどんどん発生するため、対策が追い付かないこと。ちなみに、これまで確認された変異株は、アルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株、イータ株、イオタ株、カッパ株、ラムダ株、ミュー株の９種類もあるそうです。なんか、敵を倒しても次々とさらに強力な相手が出てくる、まるでドラゴンボールの世界ですね。どうかフリーザ株とか魔人ブウ株とかが現れませんように。

　さて、秋の気配が漂いはじめた９月４日の土曜日に、松野中学校の体育祭が行われました。ただし、コロナの感染を防止するため、無観客での開催です。例年であれば私も応援に行くのですが、今年はケーブルテレビのニュースで、生徒の皆さんのがんばっている姿を見せてもらいました。

　本当は子どもたちも、保護者や地域の皆さんの前で、思いっきりパフォーマンスをしたかったに違いありません。また、ご両親やご家族も、我が子の成長した姿を大声で応援したかったことでしょう。そんな貴重な経験を、問答無用で奪ってしまうコロナが本当に憎たらしいと感じますが、今は我慢するしかありません。

　子どもたちも、ただ現状を受け入れるだけでなく、コロナ禍の下での体育祭の在り方を模索しているようです。例えば、接触を減らすために徒競走のコースが８の字になっていたり、応援合戦は声を出さず身振り手振りで演技をしたり、自分たちで考えた感染防止対策を楽しみながら実践している様子が伝わってきました。

　この経験、子どもたちの成長の大きな糧になると信じています。

松野中学校体育祭