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クラスターの経過と宇和島市長選(令和3年8月26日更新)

ページID:0008614 印刷用ページを表示する 更新日:2021年8月26日更新

 2週間近く続いた長雨がやっと上がり、ようやく夏の日差しが戻って来たようです。農家の皆さんは、雨で遅れていた稲刈り作業に一斉に取り掛かっていて、黄金色に波打つ田んぼの中を、コンバインが忙しく動き回っています。コロナさえなければ、実りの秋の喜びを地域全体で享受できるのに・・・

 そのコロナ感染症に関して、先週、松野町内での野外活動で発生したクラスターの経過をご報告します。このクラスターでは、主催団体のスタッフ3名、参加者4名、その家族等6名の計13名の陽性者が確認されましたが、主催団体の全面的な協力のもと濃厚接触者等の追跡調査が進み、一昨日、囲い込みが終了したと県から発表されました。濃厚接触者はすべて自宅で待機をしており、このまま健康観察期間が終了すれば、封じ込めが完了となります。皆さまには大変ご心配をお掛けしましたが、この事例からこれ以上感染が町内で拡大する可能性は極めて低くなりましたので、まずはご安心ください。

 ただし、県内でのコロナ陽性者の確認はずっと高止まりの状況で、松山市がまん延防止等重点措置の対象地域となるなど、感染拡大は極めて深刻な状況です。どうぞ皆さまには油断されないように、引き続き最大限の警戒をお願いいたします。

 さて、任期満了に伴う宇和島市長選挙と市議会議員選挙が、8月22日に告示されましたが、市長選では現職の岡原さん以外に立候補の届け出がなく、無投票で再選が決まりました。私も当日、街宣を終えて事務所に帰ってきた市長に、お祝いと労いの言葉をかけさせていただきました。

 岡原市長は、私より7つ下の現在51歳、宇和島東高校と松山大学の同窓ということもあって、以前から親しいお付き合いをさせてもらっています。また、鬼北町の兵頭町長を含めた私たち3人とも50代で、それぞれ問題山積の2期目の任期に臨むという共通項もあり、これまで以上に連携を強化しなければならないと考えています。

 宇和島圏域は、人口減少対策をはじめ地場産業の振興、地域医療の拡充、JR予土線の存続など共通の行政課題を数多く抱えています。岡原市長には、宇和島市のトップとしてだけでなく宇和島圏域のリーダーとしても、手腕を発揮していただくようお願いしたいと思います。もちろん、松野町も圏域の一員としての役目を果たし、しっかりと地域に貢献できるように、共存共栄の精神で取り組んでまいります。

 再選が決まって、岡原市長は贈られた稲穂の花束を胸に抱きながら報道機関のインタビューに答えて、「常にこうべを垂れる姿勢で市政運営に臨みたい。」と決意表明されました。全国の市町村長で(たぶん)一番背の高い岡原市長が、腰を折って頭を下げて市民の皆さんの声に耳を傾ける姿勢を、私もぜひ見習いたいと思います。

岡原市長 再選が決まって

岡原市長 再選が決まって

1週間の公務の記録 =8月16日(月)~8月22日(日)=

○ 8月17日(火) 新型コロナウイルス感染症対策本部会議に出席

○ 8月19日(木) 新型コロナウイルス感染症対策本部会議に出席

○ 8月20日(金) 新型コロナウイルス感染症対策本部会議に出席

          県・市町連携推進本部会議にリモートで出席