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コロナ禍でのパラリンピック開催(令和3年8月17日更新)

ページID:0008559 印刷用ページを表示する 更新日:2021年8月17日更新

 新型コロナウイルス感染症が日本で最初に確認されてから、はや1年半の月日が経過しました。その間、津波のように繰り返し襲ってくる感染拡大は、多くの方々の日常生活を損ない、また社会経済活動を阻害して、日本全体が大変な困難に直面することとなりました。

 しかし、度重なる第4波までの被害も、現在の第5波の感染状況を見れば、単なる序章、前触れだったのではないかと思ってしまいます。それほど、今回のデルタ株による未曽有の感染拡大は、これまでと比較にならないほど深刻かつ甚大なものであると認識しなければなりません。

 せめて、あと2カ月早く国内でのワクチンの接種が始まっていれば、この状況は随分変わっていたのではと残念に感じますが、今となっては希望者にワクチンが迅速、確実に行き渡るように、行政として最善を尽くさなければと思っています。

 松野町においても、本日、約2カ月半ぶりに2名の感染者が確認され、県から発表されました。町内には不安や心配が広がることと思いますが、どうぞ冷静に受け止めていただくとともに、感染者を特定して誹謗中傷をしたり、根拠のないうわさ話を広げたりすることのないようにお願いいたします。

 なお、感染された2名の方は、勤務内容から一般の町民の皆さまと接触する機会がほとんどなく、ここから感染が町内で拡大する可能性は低いと判断しておりますが、引き続きお一人お一人が最大限の警戒をされますようお願いいたします。

 このような中、1週間後には「東京パラリンピック2020」が開催されます。オリンピックと同様に、感染が急拡大している状況のもとでの強硬開催は、賛否両論があることでしょう。しかし、パラリンピックの理念である「共生社会の実現」は、コロナ禍で社会が分断され、疲弊した今こそ、社会の構成員全員で取り組まなければならない課題だと思います。そして、誰もが互いに人格と個性を尊重し、支え合い、認め合う社会を創造することが、コロナに打ち克つ特効薬になるのではないでしょうか。

 先週、3年前の西日本豪雨災害で大きな被害が出た西予市で、パラリンピックの聖火「南予の火」が灯され、松野町など南予地区の各市町を巡り、県庁で「東予の火・中予の火」とひとつになって、競技会場の東京に向けて旅立ちました。

 この愛媛の皆さんの想いを込めた聖火が、「Share Your Light / あなたは、きっと、誰かの光だ。」というパラリンピックのコンセプトのもと、パラアスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるように見守ってくれることを願っています。

パラリンピック聖火「南予の火」が松野町に到着(場所:森の国ドーム)

パラリンピック聖火「南予の火」が松野町に到着(場所:森の国ドーム)
パラリンピック聖火「南予の火」が松野町に到着(場所:森の国ドーム)

1週間の公務の記録 =8月9日(月)~8月15日(日)=

○ 8月10日(火)鬼北町・兵頭町長と意見交換

○ 8月11日(水)えひめ地域政策研究センター所長と意見交換

○ 8月12日(木)議会全員協議会に出席

           新型コロナウイルス感染症対策本部会議に出席

           災害警戒本部会議に出席

○ 8月13日(金)災害警戒本部会議に出席