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「ナメダンゴ」がやって来た(令和3年6月7日更新)

ページID:0008240 印刷用ページを表示する 更新日:2021年6月7日更新

 コロナの感染拡大が収まらない状況で、オリンピックは開催できるのか、そもそもこんなパンデミックの中でやる価値があるのか、世論調査でも意見は2分されているようです。ただ、開幕まであと50日を切ったこの段階で、政府の頑なな方針に変化がないことを考えれば、どんなに国民や専門家が開催中止(延期)を望んでも、予定どおり開会式の日を迎えることになるのだろうな、との思いが強くなってきました。

 それならば、開催地である東京では、ワクチン接種のスピードを上げるだけでなく、感染拡大を抑えるための徹底的な人流の抑制、それとセットになる休業補償にも国にはもっと積極的に踏み込んでいただきたいと思います。オリンピックで日本に持ち込まれた新たな変異株が東京で蔓延し、やがて地方にも拡大していくという最悪のシナリオは、国の責任として絶対に阻止してもらわなければなりません。

 一方で、愛媛県内で2カ月間にわたって猛威を振るったコロナウイルス感染症は、中村県知事の徹底した拡大防止対策によってようやく沈静化の兆しが見えてきました。これを受けて、感染警戒レベルも一段引き下げとなり、県内の社会経済活動も徐々に活気を取り戻しているようです。

 松野町の淡水魚水族館「おさかな館」も、6月1日から営業を再開しました。閉館期間中静かだった館内は、先週末には普段と変わらない数のお客さんをお迎えすることができ、ペンギンやカワウソもうれしがっているようでした。

 また、閉館期間中に福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」から送っていただいた「ナメダンゴ」という魚も、ようやくデビューすることができました。「ナメダンゴ」は、オホーツク海などの冷たい海に生息する5cmほどのかわいい魚で、まん丸の体型ととぼけた表情で、海のポケモンと呼ばれているそうです。おさかな館の水槽でも、胸にある吸盤で岩にくっついたり、小さなひれをちょこちょこ動かして泳いだり、ユーモラスな姿を見せてくれています。見た目や動きの可愛さと、「ナメダンゴ」というネーミングのギャップは、きっと皆さんの癒しになると思いますので、ぜひおさかな館でご覧ください。このほかにも、とても珍しい純白のナマコやブルーのアマガエルも展示していますよ。

 最後にひとつ、お知らせを。

 松野町では、宇和島市、鬼北町とともに、林業振興の中核機能を果たす「南予森林管理推進センター」を設立していますが、その事業の一環として、南予森林アカデミー第1期生を募集しています。 宇和島圏域において、豊富な森林資源を活用する林業は、地域経済を支える基幹産業として重要であり、今後も成長が期待できます。この林業の担い手として活躍してくれる人材を1年間のカリキュラムで育成し、研修生は林業就業に必要な資格を取得できるほか、研修終了後には圏域内の林業関係の仕事も斡旋します。

 大自然の中での健康的な仕事に興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

 【お問い合わせ先】

 南予森林管理推進センター(南予森林アカデミー)

 http://nanyo-sks-center.org TEL 0895-49-5083

ナメダンゴ
ナメダンゴ

1週間の公務の記録 =5月31日(月)~6月6日(日)=

○ 5月31日(月) 大洲河川国道事務所リエゾン派遣訓練会にリモート出席

            市町村職員共済組合 組合会にリモート出席

            県・市町合同感染症対策本部会議にリモート出席

○ 6月 1日(火) 鬼北地域農業振興協議会ほか会計監査

            定例庁議に出席

○ 6月 2日(水) まちづくり松野取締役会・株主総会に出席

            上家地区再生事業地元説明会に出席

○ 6月 3日(木) 宇和島地区広域事務組合臨時議会に出席

○ 6月 4日(金) 議会全員協議会に出席