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森の国人権の集い(令和3年2月25日更新)

ページID:0007734 印刷用ページを表示する 更新日:2021年2月25日更新

 今の季節、三寒四温とよく言われますが、先週は木曜日に真冬のような大雪になったあと、3日後の日曜日には最高気温が20℃を超えて4月並みになるなど、ジェットコースターのような天気でした。どうぞ皆さま、寒暖差に負けないように体調管理に気を付けてください。

 さて、コロナの影響で生活にさまざまな制限がかかる中、各種イベントや会議では、感染拡大防止を前提にした開催方法が模索されています。松野町でも、この時期に毎年行っていた「不器男忌俳句大会」と「森の国人権の集い」を、リモート形式での開催としました。ノウハウ不足でまだまだ手探りの部分はありますし、前々回のコラムで書いたように私のような昭和世代には多少抵抗もありますが、きっとこんなやり方が、これからのスタンダードになっていくのでしょうね。

 今年の「森の国人権の集い」では、まず第1部で、人権学習に自主的に取り組んでいる小中学生のグループ「あおぞら子ども会」が、「お世話になったのに差別するなんておかしいよ」というテーマで、日頃から感じている差別や偏見に対しての意見発表を行いました。オリンピック絡みで、日本の古い差別意識が国際的に非難されていますが、子どもたちはしっかりと人権意識を自分たちの胸の中で育んでいます。安心しました。

 続く第2部では、町民劇団による「戦国予土国境 河後森城に舞う」と題したオリジナル演劇を上演し、戦国時代に河後森城の城下で出会った百姓の息子の秀(ひで)と、全国を旅する猿楽師の見習い秀(しゅう)との出会いを通じて、差別の現実を表現していただきました。使命感を持って出演していただいた町民有志の方々、コロナ禍で満足な練習時間がとれなかったと思いますが、一生懸命なセリフや動作が感動となって、リモートでご覧になった観客の皆さまにも十分伝わったと思います。名演技を披露した町民劇団の皆さま、ご指導ご支援をいただいた坊ちゃん劇場アウトリーチ事業部の皆さま、そして今回もセリフを忘れたナレーター役のT・Yさんに心から感謝申し上げます。

 なお、「戦国予土国境 河後森城に舞う」は、今もユーチューブでご覧いただけます。「令和2年度森の国人権の集い」で検索して、ぜひご覧ください。今日現在、550人(!)を超える皆さんに視聴いただいております。

 もうひとつ、うれしい話題を。

 松野町では、交通死亡事故0が2月10日で連続2千日に達し、私が代表して県庁で交通安全県民総ぐるみ運動愛媛県本部から表彰状をいただきました。これは、交通安全協会はじめ関係団体やボランティアの皆さまの日頃からの活動の成果であり、今後も県内市町では断トツの最長記録をさらに伸ばせるように、まずは3年後の3千日達成を目標にして、交通安全に対する機運醸成と環境整備に取り組んでまいります。

「戦国予土国境 河後森城に舞う」の1シーン

「戦国予土国境 河後森城に舞う」の1シーン

「戦国予土国境 河後森城に舞う」の1シーン

1週間の公務の記録 =2月15日(月)~2月21日(日)=

○ 2月15日(月) 新型コロナウイルス感染症等対策本部会議に出席

○ 2月16日(火) 町村会定期総会・意見交換会に出席

          「交通死亡事故0 2000日達成」表彰を受ける

○ 2月17日(水) 令和3年第1回臨時議会に出席

          令和3年度当初予算査定

○ 2月19日(金) 県・市町連携推進本部会議にリモートで出席

○ 2月20日(土) 葬儀に参列

          令和2年度森の国人権の集いに出席