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梅の開花(令和3年2月17日更新)

ページID:0007684 印刷用ページを表示する 更新日:2021年2月17日更新

 松野の特産作目のひとつ「南高梅」が八分咲きとなり、馥郁とした香りの中で春の気配を感じておりましたが、今日は一転して小雪がちらつく真冬に逆戻り、これから三寒四温の言葉のとおり、温かい日と寒い日を繰り返しながら季節はゆっくりと巡っていき、やがて梅に続いて桜や桃のつぼみも膨らんできて、春の足音が少しずつ大きくなってくることでしょう。早く暖かくなればいいですね。

 梅と言えば、今の元号の「令和」は万葉集からの出典で、梅の花を観賞する宴で詠まれた和歌の序文から引用されたものです。

 その原文は、「初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香」で、現代語訳すると「新春の好き月、空気は美しく風はやわらかに、梅は美女の鏡の前に装う白粉のごとく白く咲き、蘭は身を飾った香の如きかおりをただよわせている」(中西進著「萬葉集全訳注原文付」の中での訳)となるそうです。なんとなく令和という言葉の響きが、温かさを増したように思えます。

 昨年から、コロナ感染症に翻弄される重苦しい日々が続いていますが、令和の時代が本来の美しく麗しい時間を取り戻せるように、感染拡大防止と地域経済再生にこれからも重点的に取り組んでまいります。特に、切り札として期待されているワクチン接種につきましては、町民の皆さんの不安や疑問を払拭しながら、迅速かつスムーズに実施すべく準備を進めてまいります。

 梅の花が若葉に変わり、瑞々しい果実をつける頃には、ワクチンの効果によってコロナが収束に向かっていることを、心から期待したいと思います。

 本日、令和3年の第1回臨時議会が開催され、コロナ対策の補正予算などを議決していただいたほか、新しい議長さん、副議長さんが選任されました。議長は蕨生の村尾重利議員、副議長は豊岡の関本豊議員です。お二人ともまちづくりに対する熱意と行動力をお持ちで、円滑な議会運営のみならず、森の国・松野の活性化にも大いに貢献していただけるものと確信をしております。

開花期を迎えた南高梅1

開花期を迎えた南高梅2

開花期を迎えた南高梅

1週間の公務の記録 =2月1日(月)~2月14日(日)=

○ 2月 1日(月) 定例庁議に出席

          令和3年度当初予算査定(~2月9日)

○ 2月 2日(火) 愛媛・大分交流市町村首長サミットにリモートで出席

○ 2月 4日(木) 西予市の農業法人を視察

○ 2月 5日(金) 県土地改良事業団体連合会理事会に出席

          県立学校振興計画検討委員会地域協議会に出席

○ 2月 8日(月) 議会全員協議会に出席

○ 2月 9日(火) 介護保険運営協議会に出席

○ 2月10日(水)  愛媛地方税滞納整理機構議会定例会に出席

          農林公社業務報告会に出席

○ 2月13日(土) 宇和島圏域子ども観光大使認定式に出席