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WEB会議(令和3年2月3日更新)

ページID:0007639 印刷用ページを表示する 更新日:2021年2月3日更新

 昨日、菅総理は、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を、1カ月延長して3月7日までとすると発表されました。対象となっている地域の皆さんは、とても不安で不自由な日々を送られていることと思います。また、飲食店をはじめ多くの事業者の方が、経済的に大きな打撃を受けられていることでしょう。一日も早くワクチンの接種が行き渡り、感染が封じ込められるように、松野町でもできることから取り組んでまいります。

 さて、仕事や家庭の在り方が、コロナ感染拡大の前と後では大きく変化しました。私の仕事面では、これまで頻繁にあった東京や大阪への出張が一度もなくなって、たまに県庁に行くぐらいで、ほとんど町内に閉じこもっています。また、大人数が出席するイベントや会議もことごとく中止や延期となり、どうしても必要な会議は、パソコンのモニターを通して行うようになりました。いわゆるWEB会議というものですが、私のような昭和世代のアナログ人間は、なかなかこれに慣れませんね。

 昨日も、愛媛県と大分県の交流促進を目的とした「愛媛・大分交流市町村首長サミット」という会議がWEB形式で開催され、両県17自治体の市町・町長の顔がモニターに映し出され、順番に一人ずつ発言が許可されて意見を述べ合いました。会議そのものは、愛媛県と大分県が豊後水道をはさんでどう交流を促進していくか、観光客を呼び込んでいくか、とても有意義な意見交換ができたと思いますが、モニター越し、さらにマスクを着けている出席者の表情からは、何か緊張感に欠けるというか、議事が淡々と進んで予定調和が行き過ぎたきらいがありました。もしリアルな会議ならば、誰かが突拍子もない意見を出してそれに他の出席者が激しく対立して、その結果思いがけない化学反応が起きてユニークなアイディアが生まれることもあるでしょう。しかしWEB会議では、司会進行役のボタン操作で、過激な主張や少数意見は回線が閉ざされて黙殺され、筋書き通りの結論になってしまう可能性があるなあと、会議中にふと考えてしまいました。やっぱりみんなが同じ場所で顔を合わせて、直接自由に意見を出し合うことは、民主主義の基本だと再認識しましたが、たぶんこれは、昨日からニュースになっているミャンマーのクーデターのことが、思考に影響しているのでしょう。

 もちろん、本日のサミットで司会役を務めていただいた大分市長さんは、民主的かつ効率よく議事進行をしていただきました。私も、会議の進行役を仰せつかることがよくあるので、WEBでも役目を円滑に果たすことができるように、スキルを習得したいと思います。

WEB会議で首長さんたちとご対面

WEB会議で首長さんたちとご対面

1週間の公務の記録 =1月25日(月)~1月31日(日)=

○ 1月26日(火) 南予森林管理推進センター理事会に出席

○ 1月27日(水) 入札会に出席

          令和3年度当初予算査定

○ 1月28日(木) 四国地方公共工事品質確保推進協議会(WEB)に出席

          四国防災トップセミナー(WEB)に出席

○ 1月29日(金) 令和3年度当初予算査定

          北宇和土地改良協会役員会・通常総会に出席