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看板猫「Name」 滑床自然公園保護管理局長官に就任!?(令和3年1月26日更新)

ページID:0007608 印刷用ページを表示する 更新日:2021年1月26日更新

 松野の特産品のひとつ「南高梅」のつぼみが、一輪一輪とほころび始めました。これから三寒四温という言葉のとおり、寒い日と温かい日を繰り返しながら、季節は確実に春へと向かっていくのでしょうね。

 さて今週は、滑床渓谷の看板猫「Name(なめ)」を紹介します。名前(ネーム)がNameとは少しややこしい気がしますが、もちろん滑床渓谷の「なめ」から名付けたものです。

 この「Name」ちゃん、じつは2年前に滑床の林道に迷い込んできて、骨折した後足を引きずりながらよたよた歩いていたところを、滑床アウトドアセンター万年荘の井上管理人さんに保護され、九死に一生を得たという凄惨な過去を持っています。当時は、人間を見ると「シャーッ」と威嚇するほど心を閉ざしていましたが、温かい看病で足の傷も人間への恐怖心も癒され、観光客にもすっかり慣れて、今では滑床の看板猫として穏やかな生活を満喫しているようです。また彼(雄猫なので)は、ユーチューバーとしても大活躍中で、一番多かった動画の再生回数は2万4千回、最近はモデル業にも挑戦していて、卓上カレンダー(森の国水際のロッジで発売中 1,500円)で男前な表情を披露しています。ぜひ、ユーチューブで「森の猫」を検索してみてください。

 さて、命の恩人の井上管理人に話を聞くと、「Name」はとにかく撫でられるのが好きなようです。初対面の人の足元にも寝っ転がって、「早く俺を撫でろ!」とばかりにちょっと上から目線で催促してきます。行動パターンは、基本的に自由奔放かつ目立ちたがり。好きな時に好きな場所で好き勝手なことをしているようで、周囲からの注目を楽しんでいる様子もうかがえます。また、滑床は自分の庭だと思っているみたいで、万年荘周辺のパトロールは欠かさないようです。ただし寒い日には、万年荘の玄関前にある自宅(電気毛布完備の猫小屋)の中で一日中のんびりとうたた寝していて、面会するには事前のアポが必要です。そうそう、森の猫らしく木登りも得意です。

 最近は、「Name」に合うためにわざわざ滑床に来ていただく人もいるほど、彼の存在感は日に日に増してきています。このため、来年度から「Name」に滑床渓谷のPRを手伝ってもらおうと、私の独断で彼を「滑床自然公園保護管理局」の長官に任命することとしました。もちろんそんな役所は架空のもので、何とか話題作りをしたいとの行政の浅はかな魂胆が丸見えですが、情報発信力抜群の彼なら、きっと私たちの野暮な期待にも応えてくれると信じています。

 「Name」ちゃん、お願いだから長官になってね。給料はチャオちゅーる毎月10本でどうでしょうか?

滑床自然公園保護管理局長官に就任予定の「Name」
滑床自然公園保護管理局長官に就任予定の「Name」

滑床自然公園保護管理局長官に就任予定の「Name」

1週間の公務の記録 =1月18日(月)~1月24日(日)=

○ 1月18日(月) 商工会消費喚起キャンペーン抽選会に出席

○ 1月19日(火) 葛川地区町有林を視察

○ 1月20日(水) 宇和島地区広域事務組合構成市町首長会議に出席