初冬の滑床渓谷（令和２年12月10日更新）

ページID：0007433 印刷用ページを表示する更新日：2020年12月10日更新

　先週の土曜日、妻と二人で滑床渓谷を散策してきました。今年の秋は、コロナ禍に加えて選挙などもあって、休暇を楽しむ余裕がなかったのですが、久しぶりに滑床渓谷の大自然に触れて、心身ともにリフレッシュができました。「千畳敷」まで往復２時間余り、紅葉の時期が終わっていたので人影も少なく、遊歩道ですれ違った観光客は僅か２人でした！その分「密」からも解放されて、マスクなしで滑床渓谷の空気を思いっきり深呼吸しました。夫婦の会話は全くはずみませんでしたが・・・

　北海道や大阪では、コロナの第３波が襲来して、医療崩壊の危険性が高まっているようです。どうにかして人の動きを制限して、感染拡大にストップをかけなければなりませんが、ようやく客足が戻ってきた観光事業者にとって「ＧｏＴｏ」の中止は死活問題です。何とか、感染拡大を防止しつつ地域の経済や生活を回していく方法を見つけなければなりません。

　本町においても、１月３日に予定していた「成人式」を延期するという決断をしました。当初は、出席予定者全員にＰＣＲ検査を実施し、感染対策を徹底した上で開催する計画でしたが、町民の皆さんの不安を完全には払しょくすることができず、県下の市町と歩調を合わせて苦渋の判断をしたところです。

　延期した開催日時は未定ですが、一生に一度の晴れ姿を、ふるさと松野で町民あげてお祝いできるように、そのためにも一日も早いコロナの収束をひたすら祈っています。

　年末年始に帰省される予定の皆さまにお願いです。松野町は、リスクの高い高齢者が多く、感染者を受け入れる病床もありません。感染が拡大している地域にお住まいの方は、もしかしたら自分はすでに感染しているという最悪のパターンを想定していただき、実家のご家族などを感染させない最大限の配慮をお願いいたします。

滑床渓谷　千畳敷