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コラム再開しました!(令和2年11月30日更新)

ページID:0007373 印刷用ページを表示する 更新日:2020年11月30日更新

 去る11月10日告示の松野町長選挙において、無投票当選という形で町民の皆さまのご信任をいただき、本日から2期目の任期に臨んでいます。この4年間、温かいご支援ご協力をいただきました皆様に心から感謝申し上げるとともに、2期目も引き続きお力添えをよろしくお願いいたします。

 ということで、選挙の公平性確保のため休止をしていましたコラムを、今週から再開いたします。町内での出来事を中心に私の想いを添えて発信していきますので、どうぞお付き合いください。

 さて、これからの4年間、松野町の舵取り役として重点的に取り組むべきことは何か、スタートとなる今日、改めて申し上げたいと思います。

 まず、一番急がなければならない課題は、コロナ感染症対策です。ご存知のとおり、県内でも複数のクラスターが発生するなど感染が拡大しており、松野町に飛び火することも覚悟しなければならない状況です。そうなった時に、いかに町内での感染拡大を阻止するのか、町民の皆さんの不安や恐怖を和らげていくのか、そして地域の経済活動を維持していくのか、しっかりとしたメッセージを町内に向けて発信できるように準備をしていきます。町民一人ひとりがアクセルとブレーキを同時に操作しなければならない難しいミッションですが、皆さんに安心、納得してもらえる行動指針を、的確なタイミングで提案していきます。

 次に、コロナに収束の兆しが見え始めたら、移住者の受け入れによる人口減少対策にも積極的に取り組むつもりです。コロナの影響で、東京ではここ何か月か転入者より転出者の方が多くなっているようです。これからも、不安や矛盾の多い都市での生活に見切りをつけて、田舎暮らしを希望する人たちが増えてくると思われますが、その受け皿として松野町を選んでもらえるように、情報発信とともに住むところ、働くところの確保など定住環境の整備を進めていきます。そして、移住者の持つパワーを最大限に発揮させて、地域の元気づくりにつなげてまいります。

 最後に、私の考えるまちづくりの最終目標は、町内の10集落がこれからもコミュニティとして機能し続けることであり、そのために今できることに精一杯取り組もうと思っています。町内には、すでに高齢者が過半数となった限界集落もありますが、それぞれの集落が持つ魅力や資源を活用すれば、必ず生き残れる道はあるはずです。その方法については、すべての住民に賛同していただけないかもしれませんが、信念を持って地域の皆さんと対話をし、解決策を探っていくつもりです。

 2期目の初日にあたり、ちょっと力が入りすぎて固い話になってしまいましたが、基本的にはこのコラムは、「ほっこり」系の話題を取り上げたいと思っています。そして、なるべく週1回更新のペースを守って、特にふるさと松野を離れて生活されている方に新鮮な情報をお届けできるようにがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2期目初登庁

2期目初登庁