皆さまご承知のとおり、第99代内閣総理大臣に、菅義偉氏が就任されました。秋田のイチゴ農家に生まれ、集団就職で上京して働きながら大学を卒業し、議員秘書、横浜市議、衆議院議員とステップアップし、とうとう総理大臣に上り詰めた立志伝中の人物と言えます。ふるさと納税制度を発案されるなど、地方行政に対する造詣も深く、東京一極集中の是正や過疎地域の活性化などにリーダーシップを発揮されるよう期待しているところです。
さて、松野の郷にもようやく秋の気配が訪れ、コロナ禍のもとで少しずつ行事やイベントが開催されるようになりました。感染拡大に最大限配慮しつつ、みんなで一緒に楽しめる機会を設けることは、地域の元気を取り戻すためにも必要なことだと思います。
そんな想いを神さまが受け止めてくれたのか、前日までの雨が上がって清々しい空気の中で、松野中学校体育祭が行われました。この体育祭、コロナの影響を最小限にするために、生徒たちが知恵を出し合い協議を重ね、自分たちが主体となって企画運営したスペシャルな内容でした。生徒たちの頑張りに、拍手を送りたいと思います。
体育祭の会場でまず目を引いたのが、普通は楕円形のトラックが8の字になっていること。こうすることによって選手同士の接触機会を減らせるらしく(私にはよく理解できませんが)、その分きつくなったコーナーを颯爽と駆け抜けていきました。
また、応援合戦は、飛沫防止のため最前列のリーダー以外は無言です。声が出せない分、躍動感あふれる身振り手振りで一生懸命演技していました。この他にも、「親しき中にもソーシャルディスタンス」を実践するなど、3密回避のための工夫や努力が至るところに見受けられました。
今年度限定(であってほしい)コロナ対応型体育祭、若者たちの胸にもしっかりと刻まれたのではないでしょうか。
体育祭に限らず、今年は様々な学校行事が中止や規模縮小になっているようです。小学生から大学生まで、それぞれの学年は一生に一度しかない(私は大学2回生を3年間やりましたが)青春の一コマです。そのかけがえのない一年が、コロナの影響で苦い思い出になることは本当に不憫ですが、どうか若者たちがこの緊急事態を前向きにとらえ、これからの長い人生の糧にしてくれるよう願っています。
松野中学校体育祭 応援合戦
○ 9月8日(火) (株)キョクヨーフーズ熊木社長とともに南予地方局を表敬訪問
○ 9月9日(水) 9月定例議会本会議に出席
農林公社業務報告会に出席
○ 9月10日(木) 9月定例議会総務常任委員会に出席
○ 9月11日(金) 9月定例議会総務常任委員会に出席
○ 9月13日(日) 松野中学校体育祭を観覧