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静かなゴールデンウイーク(令和2年5月7日更新)

ページID:0006295 印刷用ページを表示する 更新日:2020年5月7日更新

 静かなゴールデンウイークが終わりました。例年であれば、県内外からの観光客や帰省された方でにぎわうはずの滑床渓谷や虹の森公園も、訪れる人はほんのわずかで閑散とした状況でした。「3密」を回避できたことに安堵すると同時に、これまで本町が築き上げてきた観光交流事業が、今まさに大きな打撃を受けていることを改めて実感いたしました。

 緊急事態宣言が延長されたように、引き続いてコロナウイルスの感染拡大を防止することが最優先の課題ではありますが、それと並行して、終息するまでの間地域経済をいかにして守っていくのか、迅速かつ的確な対策が必要であると思っています。

 その1例として、国が全国一律で行う「持続化給付金」という制度がありますが、これに町独自の施策を連動させることを計画しています。具体的には、売上が50%以下になった事業者への国の給付額(限度額:法人200万円・個人100万円)に、町単独で上乗せをするとともに、減少が50%未満の事業者に対しても支援金を給付することを検討しています。まだ制度設計の途中で内容を変更することもありますが、早急に議会にご相談させていただき、実現したいと考えています。

 また、国民1人当たり10万円の特別定額給付金の給付が始まり、本町でも今月11日から受付を開始し、最速で今月15日に振り込みをさせていただく予定です。この給付金は、コロナ感染症の影響で生活に支障が出た方に経済的な支援を行うとともに、地域内の消費を喚起して経済を活性化させるという目的があります。このため、10万円をなるべく地元で使ってもらうための「消費喚起キャンペーン(仮称)」を実施することを検討しています。

 地元ではお金を使う場所がないというご意見もあろうかと思いますが、本町での4億円近い給付金のほとんどが町外に流出してしまえば、景気浮揚効果も限られてしまいます。逆に、給付金が町内で何度も循環すれば、地域経済への波及効果は何倍にもなると言えます。

 町内には、予期せぬコロナ感染症で苦境に立たされているお店がいくつもありますので、どうぞ皆さん助け合いの心で、町内消費にご協力いただきますようお願いいたします。

1週間の公務記録 ※~5月3日(日)

 ○ 4月27日(月)滑床山開きに出席

 ○ 4月28日(火)令和2年度一般会計補正予算(第1号)査定

 ○ 4月29日(水)葬儀に参列

 ○ 4月30日(木)(株)まちづくり松野取締役会に出席

 ○ 5月 1日(金)定例庁議に出席

           新型インフルエンザ等対策本部会議に出席