目にも鮮やかな新緑に彩られた国立公園滑床渓谷で、本日、滑床山開きの神事を執り行い、観光交流事業の進展と登山者の安全を祈願しました。
今年の山開きは、新型コロナウイルス感染症の影響で、例年とはかなり異なった内容となりました。参列者は、町内の観光関連団体等の代表者に限定し、恒例の緑の少年隊による森林教室も中止として、感染拡大につながらないように簡素化しました。
また、緊急事態宣言が発令されているゴールデンウイーク期間中は、「滑床渓谷に来ないでほしい」との異例の呼びかけもさせていただきました。これが、敢えて山開きを開催した理由でもあります。
確かに、緊急事態宣言のもとご自宅に閉じこもっている方に、できれば滑床の大自然の中でストレスを発散していただきたいと思っています。しかし、ご自宅から滑床までの移動の際には、コンビニやスーパーでの買い物など人と人との接触機会が多くなりますし、渓谷内の狭い遊歩道でのすれ違いや、公衆トイレの混雑なども見込まれ、観光客の皆さんにとっても地元にとっても感染の大きなリスクが生じることになります。
どうぞご理解をいただき、5月6日までの緊急事態宣言の期間中、滑床渓谷と松野町に観光に来ることは、自粛されるよう強くお願いします。
自然豊かな滑床渓谷は、悠久の自然が作り出した芸術作品です。今の新緑の季節だけでなく、四季折々に違った表情を見せてくれ、いつ訪れても私たちに感動と癒しを与えてくれます。皆さんにも、ぜひこの自然の恵みを受け取っていただきたい、でも、それは今のタイミングではありません。今はまだ、自宅にいてください。
今日の山開きでは、参列者の皆さんとともに、コロナ感染症が一日も早く終息し、滑床に再び賑わいが戻ることを滑床の山々に祈りました。くどいようですが、緊急事態宣言が解除され、安全が確保できた後に、どうぞ滑床渓谷にお越しくださいますようお願いいたします。
滑床山開きの様子
○ 4月20日(月)新型インフルエンザ等対策本部会議に出席
○ 4月22日(水)議会全員協議会に出席
○ 4月23日(木)入札会に出席
(株)まちづくり松野取締役会に出席
○ 4月24日(金)葬儀に参列
新型インフルエンザ等対策本部会議に出席