満開の桜とコロナ感染症（令和２年３月30日更新）

ページID：0006037 印刷用ページを表示する更新日：2020年3月30日更新

　“森の国”松野町では、早春の梅に続いて桃や桜が咲き誇り、今まさに春らんまんの時期を迎えています。

　しかし、今年の春は例年と違って、新型コロナウイルス感染症の影響で、重苦しい雰囲気が漂っています。ご承知のとおり、ヨーロッパやアメリカでは爆発的に感染が拡大し、市民の健康や生命、行動の自由に対し大きな脅威となるとともに、世界中で経済活動が停滞するなど、深刻な影響が出ています。

　国内においても、瀬戸際の状況で踏みとどまっていると判断されていますが、特に都市部において、いつ感染拡大が起こるか予断を許さない状況です。町内においても、この国内外の危機的状況を「対岸の火事」とすることなく、最悪の事態を想定して対策を検討していきたいと考えておりますので、皆さまにもしっかりと心構えをしていただくようお願いします。

　また、国民全てが楽しみにしていた東京オリンピック・パラリンピックも、開催を一年延期するという結論が発表されました。ホストタウンの協定を締結している英領バージン諸島の選手団の来日も、しばらくお預けとなってしまいましたが、逆にこの延期となった期間を活用して、メールなどで交流を深めていきたいと思います。聖火リレーにつきましても、来年同じランナーにお元気で走っていただけるように、特に県内最高齢の岡武男さんには、日々の体調管理とトレーニングにご留意いただけるようお願いしたいと思います。

　昨日、町内随一の桜のポイント、松野中学校の周囲をウォーキングしてきました。もちろん、座り込んでの飲食や大人数での長期間の滞在はＮＧですが、何人かいらっしゃった見物の皆さんもよく心得られていて、間隔を空けて歩きながら美しい桜を愛でられていました。

　来年のこの季節は、このような心配がなくなって、みんなでお花見を楽しめるよう、一日も早い感染症の終息を願いたいと思います。

桜の写真