３月定例議会開会（令和２年３月16日更新）

ページID：0005965 印刷用ページを表示する更新日：2020年3月16日更新

　３月10日、令和２年第１回松野町議会定例会（３月定例議会）を招集し、令和２年度当初予算などの審議が始まりました。

　議会初日には、森岡議員から商工業の活性化について、近藤議員から防災医療についての一般質問があり、それぞれこれまでの取組やこれからの方向性について答弁をいたしました。

　商工業の活性化では、道路や橋梁、防災設備など社会資本の整備、地域活性化のための事業を計画的に推進すること、町内事業者の育成と支援に努めていくこと、小規模自治体ならではのお互いの顔が見える距離感、信頼感を活かして、地域内循環型の経済モデルを構築していくことなどを今後の方針として説明しました。

　防災医療に関しては、南海トラフ大地震など大規模災害において同時多発的に発生する医療ニーズに対して、設備やスタッフに限界がある中央診療所では、平常時からの広域連携の強化が重要であること、日頃の診療や診察の中で「かかりつけ医」として被害を最小化する取組を継続すること、治療の優先順位を決定するトリアージの導入などについて考えを述べさせていただきました。

　また、令和２年度当初予算につきましては、新庁舎整備事業の推進や防災減災対策の強化、自治コミュニティづくりのための支援、子育ての総合的な支援のほか、東京オリンピックを契機とした英領バージン諸島との人的、文化的な相互交流事業など、町が抱える喫緊の懸案事項への対処と、住民との協働による地域活性化を主眼に編成して提案したことを説明しました。この予算案については、総務、産業常任委員会に付託され、議会最終日に議決をいただく予定になっています。

　議会の様子は、傍聴いただくほか宇和島ケーブルテレビでもライブで放送していますので、ぜひご覧ください。

議会の様子