つい先日まで朝夕は冷え込んでいたのに、季節はどんどん進んでもうゴールデンウィークが目の前、あと2週間も経つと暦の上では「立夏」を迎えます。気象庁は、最高気温が40℃を超える日を「酷暑日」と名付けましたが、今年の夏も、酷く暑い日が続くんでしょうね。
そんな初夏の気配を感じる中で、地域間、世代間交流の拠点施設として整備を進めていた「まちなか交流館・あつまれ!」が完成し、4月19日にオープニングセレモニーを開催しました。
振り返ってみると、この日を迎えるまでには本当に多くの紆余曲折がありました。ことの発端は、長い歴史のある伊予銀行松丸支店が突然撤退することとなり、町の中心部にあるこの建物を廃墟にしたり更地にしたりすることはできないと判断し、令和4年度に議会の同意を得て、銀行の社宅4棟とともに町で購入いたしました。ただ、その具体的な使い道としては、私が常々町政の基本方針として掲げている「住民が主役、地域が舞台のまちづくり」を実践するために、住民の皆さんからのアイディアを集約し、住民と行政の協働によって具現化するという方式を取りました。もちろんすべてが順風満帆に進行していったわけではなく、費用対効果や運営方法に対して疑問や批判が噴出し、賛否が割れて議会でも厳しく指摘されたこともありましたが、この過程こそが、協働のまちづくりのモデルケースとしてとて意義のあることだったと感じています。完成までに4年間という長い月日を要しましたが、その間に77回にもおよぶワークショップを開催し、真剣に議論していただいた地域の皆さんに、心からお礼を申し上げます。
また、この「まちなか交流館・あつまれ!」のオープンに合わせ、松野町で初めてとなる集落支援員を3名採用しました。
※(左)岡宣孝さん・(中)田中美砂さん・(右)下田沙弥香さん
この集落支援員は、過疎地域の集落を活性化させるために設置するもので、地域おこし協力隊と同様に国から人件費や活動費が支給されます。3名の支援員は、施設の管理運営を担当するとともに、各部落を巡回して空き家の調査や未利用資源の発掘,地域行事の支援などを行います。どうぞ皆さん、支援員を見かけたら、ご意見やご提言、ご相談など気軽にお声掛けをいただきますようお願いいたします。
さあ、これで交流の拠点となる建物はできました。これからこの施設をどのように運営していくかが大事です。私の思い描くイメージとしては、子育て中のママが子どもを館内で遊ばせながら、近所のおばあちゃんから生活の知恵を教わっている、その隣では、松野への移住希望者が集落支援員に仕事や住居の相談をしている、そんな光景を見られるように、これから知恵を出して取り組んでまいります。どうぞ皆さん、どなたでも無料でご来館、ご利用できますので、「まちなか交流館・あつまれ!」にお越しください。
まちなか交流館・あつまれ! 館内
オープニングセレモニーの様子
〇4月17日(金曜日) 県市町振興課長と意見交換
〇4月18日(土曜日) うわじま圏域子ども観光大使開講式に出席
〇4月19日(日曜日) まちなか交流館・あつまれ!オープニングセレモニーに出席
〇4月20日(月曜日) 鬼北地域農業振興協議会ほか監査
内外情勢調査会宇和島支部懇談会に出席
〇4月21日(火曜日) 滑床山開きに参列