日中はまだまだ厳しい残暑が続いていますが、朝夕はようやく秋の涼しさを感じられるようになりました。気がつけば、あちこちで彼岸花が咲きはじめていて、栗の実もだいぶ大きくなっています。異常気象にも負けず、植物たちはしっかりとがんばっているんだなと感心しているところです。
さて今回は、私の趣味のことを書かせていただきます。
私は、魚を飼育するのが大好きで、小学生の時から始めて通算40年ほど熱帯魚を飼っていました。現在も、自宅の居間にある60cm幅の水槽には、5cmほどのカージナルテトラやラミーノーズテトラという宝石のような熱帯魚が泳いでいます。ちなみに、熱帯魚の中には一匹数十万円という魚種も普通にいますが、私の飼っているのはせいぜい一匹100~200円ほど。安上がりの趣味だと言うと妻から、「サンマはあんなに大きいのに、そのちっちゃい魚と同じ値段!」と反論されてしまいました。サンマは食べたら終わりだけど、熱帯魚はずっと癒しを与えてくれる存在なのですが・・・
そんな熱帯魚ライフを楽しんできた私ですが、もっと自然に近い状態のサカナを見たいとずっと思っていて、先日の3連休のうちの1日を潰して、庭にメダカのビオトープを立ち上げました。ビオトープというのは、本来は生物が生息する空間のことですが、日本では自然に近い環境で、プラ容器やスイレン鉢でメダカや水生植物を育てることも含まれています。私も、コンクリートを練るのに使う「トロ舟」という容器に土を入れ、姫スイレンやコウホネという植物を植え、今流行りのカラフルなメダカたちを泳がせることにしました。屋内の水槽の熱帯魚と違い、加温やろ過、水替えの手間が必要なく、日光の下の自然に近い環境で、メダカたちはこれから元気に育ってくれることでしょう。
なぜこんなにサカナが好きになったか、それはやはり、子どもの頃に近所の川で泳いだり、釣りをしたりした楽しい記憶が残っているからだと思います。ところが今の子どもたちは、川で遊んだ経験がほとんどなく、生き物と接する楽しさを知らないままで大きくなっているのではないでしょうか。もちろん、川や海での悲惨な水難事故もあり、昔のような水遊びが避けられるのは仕方ないことかもしれません。ただ、大人になっても自然や環境を大事にする気持ちを持ち続けてもらうために、子どもの頃に広見川や四万十川の貴重な生態系、そこに棲む生き物たちのことを知ってもらい、好きになってもらいたいと願っています。
そうです。その自然の恵みを知るために、道の駅・虹の森公園に「おさかな館」があるのです。さあ、家族みんなで「おさかな館」に行こう!
最後にひと言、私はこんなにもサカナたちを愛していますが、松野町のスペシャルグルメ「天然ウナギ」は、食べることができません。その経緯は、また別の機会に。
メダカのビオトープ
〇9月12日(金曜日) 議会総務常任委員会に出席
臨時庁議に出席
〇9月14日(日曜日) 松野中学校体育祭を観覧
〇9月16日(火曜日) 町政座談会(富岡)に出席
〇9月17日(水曜日) 町内の長寿者を表敬訪問
町政座談会(上家地)に出席
〇9月18日(木曜日) 町政座談会(目黒)に出席