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まっさら米 販売開始(令和7年8月13日更新)

ページID:0015860 印刷用ページを表示する 更新日:2025年8月13日更新

 まるでサウナに入っているような猛暑の日が続いたかと思えば、一転して線状降水帯による洪水や土砂崩れが発生するなど、今年の夏は例年以上に凶暴で、容赦なく人間社会に襲い掛かってきているように思えます。自然の猛威に対して自分の身体生命を守るために、日ごろからどのような準備が必要か、よく考えておかなければならないと感じました。

 

 そんな異常気象が頻発している中ではありますが、もちろん自然は大きな恵みも与えてくれます。松野町では、早期米の稲刈りが早くも始まり、先ほど「道の駅虹の森公園」の「かごもり市場」を覗いてみたら、オリジナルブランド「まっさら米」の新米が誇らしげにずらりと並んでいました。農林水産省の発表によると、今年の全国の米の生産量は昨年と比べると大幅に増加する見込みで、高騰していた価格も、これで落ち着くことが期待されています。

 ところで、昨年夏から今年の春まで続いた「令和の米騒動」とは、いったい何だったのでしょう。主な原因として考えられるのは、長年の減反政策によって生産能力が低下していたことに加えて、2023年産の米の記録的な不作による流通量の低下、インバウンドの増加などによる需要の増大が組み合わさった結果だと言われています。

 しかし、松野町のような生産地から見れば、最大の原因は今まで米の値段が安すぎたことだと考えています。これまで農家は、生産コストに見合わない安い価格で供出を続けてきましたが、それは先祖伝来の田んぼを守らなければならないという義務感、田んぼを荒らして周囲の農地に迷惑をかけてはならないという責任感に大きく依存したものでした。しかし、農家の高齢化が進んで後継者を探したときに、採算が取れない稲作を引き受けてくれる担い手がいなかったことが、ここ数年間水面下で進んできた米不足の原因だと思います。

 これに対し国は、農地の集積による大規模化、スマート農業の導入による効率化で生産量を増やすと言っています。しかし、広い平野部ではそのような農業経営も可能でしょうが、松野町のような中山間地域の狭い田んぼでは、簡単に転換できるとは思えません。平野部と山間部では、米の作り方やコスト、生産効率が全く違い、生産法人や若手農家などの参入が非常に困難なのが実情です。

 確かに消費者の立場からすると、昨年からの米の値段の急騰は、家計に大きな打撃となったと思いますし、今後は適正な価格にしなければならないことも理解できます。しかし、大規模な稲作で生産性を向上し、価格の安定化という国の政策だけでは、中山間地域の農家の稲作離れに歯止めをかけることはできません。そして、大規模農家だけでは食糧自給率の向上、国土の保全、稲作文化の伝承といった機能は発揮できないと思います。やはり、条件が不利な中山間地域の農家には、直接的な所得補償制度の導入が必要なのではないでしょうか。今回の米騒動が、国の農政を見直すきっかけとなればと期待しています。

 

 

 いずれにしても、松野の農家が丹精込めた「まっさら米」、今年も皆さんのご期待を裏切らない美味しいお米になっています。価格も、皆さんのご理解をいただける設定になっていると思いますので、ぜひお買い上げ、ご賞味くださいますようお願いいたします。

 

 〇まっさら米販売価格(税込) 10kg7,800円 5kg3,900円 2kg1,560円

 

「かごもり市場」店頭に並ぶ“まっさら米” 「かごもり市場」店頭に並ぶ“まっさら米”

「かごもり市場」店頭に並ぶ“まっさら米”

 

 公務の記録 =7月30日(水曜日)~8月13日(水曜日)=

〇7月30日(水曜日) まちづくり松野臨時株主総会に出席

〇7月31日(木曜日) 人権教育基礎講座に出席

〇8月1日(金曜日) 定例庁議に出席

         須田勝嶄仁画伯より日本画の寄贈を受ける

〇8月2日(土曜日) 中学生海外語学研修出発式に出席

〇8月4日(月曜日)・5日(火曜日) 実母の死去により忌引き休暇

〇8月6日(水曜日) 臨時議会に出席

         JAえひめ南吉見組合長ほかと意見交換

〇8月7日(木曜日) いよぎんホールディングス決算説明会に出席

〇8月8日(金曜日) 永昌寺施食会に参列

〇8月11日(月曜日) 中学生海外語学研修帰町報告会に出席

〇8月13日(水曜日) 森の国の夏祭り2025に参加

         長谷川淳二衆議院議員ほかと意見交換