6月27日、四国地方の梅雨明けが発表されました。1951年に統計が開始されて以降、最も早い梅雨明けで、同じく19日間の梅雨は最短だったそうです。これから、例年にも増して猛暑の日が続くと思いますので、水分の補給と睡眠の確保にご留意いただき、元気で夏を乗り越えましょう。
さて、今から20年以上も前となる平成14年に、都会に住んでいる松野町出身者を中心とするふる里を応援しようという皆さんによって、「森の国まつの応援団」を作っていただきました。コロナ禍などで休止していた時期もありましたが、現在は関東支部と関西支部のふたつの支部が活動をしていて、松野町を多方面から応援していただいています。そのうち関東支部の集いが、2年ぶりに都内のレストランを会場に開催され、私と町議会の山田議長、それにマツノイズムプロジェクトの高校生も出席して、会員の皆さんと親交を深めることができました。
松野町の人口は、現在3,500人を切っています。移住促進などで人口減少に歯止めをかけようとがんばっていますが、日本全体の人口が減っている中で、松野町だけがそれを免れることは不可能です。それならば、今町内にいる人間で覚悟を決めて、少ない人数で故郷を守っていかなければなりませんが、その時に頼りにしたいのが、町外から応援してくれる「関係人口」といわれる皆さんです。国も最近になって、「ふるさと住民登録制度」や「ふるさと納税」などの政策によって関係人口増大への後押しを開始しましたが、松野町と応援団の皆さんは、その関係を20年前から続けている全国的にも先進的な取り組みであると言えます。
松野町を離れてから長い歳月が経っているのに、変わらずふる里のことを想っていただく会員の皆さまに、心から感謝いたします。
今回の集いでは、任期満了による役員の改選が行われ、支部長が蕨生出身の山本力さんから豊岡出身の古田口正志さんに交代されました。古田口支部長からはさっそく、松野町を応援する人口の増大と活用についての具体的なご提言をいただいており、今後支部の役員さんと協議しながら、実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。
また、退任された山本前支部長から、次のような宿題をいただきました。
「私たちのように、松野町を離れてもいつもふる里の景色を思い浮かべ、ふる里の未来を案じている人が全国にはたくさんいると思う。そんな松野町出身の方に一人でも多く応援団に加入していただき、松野町の存続発展のために一緒に活動をしてもらいたい。その呼びかけを、広報まつのや町HPで発信してください。」
ということで、このコーナーで今回の支部総会の様子とメッセージをご紹介させていただきました。記事をご覧いただき興味を持っていただいた皆さん、松野町出身者でなくても松野に関心のある方であれば大歓迎ですので、まずは担当の役場ふるさと創生課までご連絡ください。
応援団関東支部の皆さん
鬼城太鼓も演奏を披露
〇6月17日(火曜日) 各部落事業要望・現地確認(上家地部落)
愛媛マンダリンパイレーツ宇和島後援会交流会に出席
〇6月18日(水曜日) 各部落事業要望・現地確認(蕨生部落)
かごもり市場出荷者部会総会に出席
まちづくり松野役員送別会に出席
〇6月19日(木曜日) 各部落事業要望・現地確認(豊岡前部落)
各部落事業要望・現地確認(吉野部落)
吉野生地区保健推進会総会に出席
〇6月20日(金曜日) 東京都に移動
〇6月21日(土曜日) 森の国まつの応援団関東支部の集いに出席
〇6月22日(日曜日) 愛媛県植樹祭に出席
〇6月23日(月曜日) 南予森林管理推進センター総会に出席
南予流域林業活性化センター総会に出席
宇和島地区林材業振興会議総会に出席
広見川等をきれいにする協議会に出席
〇6月24日(火曜日) 各部落事業要望・現地確認(奥野川部落)
南予税理士会予土線懇話会に出席
〇6月25日(水曜日) 愛媛県国民健康保険団体連合会会計監査
各部落事業要望・現地確認(松丸部落)
〇6月26日(木曜日) JR四国四之宮社長と意見交換・要望書を提出
〇6月27日(金曜日) 隣保館起工式に出席
鬼北地域野菜園芸振興基金評議員会に出席
〇6月28日(土曜日) 大阪府に移動
〇6月29日(日曜日) 近畿愛媛県人会総会に出席
〇6月30日(月曜日) 身体障害者福祉協議会総会に出席
〇7月1日(火曜日) えひめ夏旅なんよキャンペーンオープニングセレモニーに出席
〇7月2日(水曜日) 四国西南サミット2025に出席