12月定例議会（令和6年12月17日更新）

ページID：0014663 印刷用ページを表示する更新日：2024年12月17日更新

　師走も半ば、今年もあと2週間となり、寒さも慌ただしさも日々募ってまいりました。特に今年の冬は、ラニーニャ現象の影響で厳しい寒さとなるとの予測が出ていますが、そういえば「カメムシの多い年は雪が多くなる」との言い伝えもあり、愛媛県ではカメムシが昨年の約80倍も発生したそうで、この冬はどんな寒さと積雪になってしまうのか、戦々恐々ですね。

　さて、役場の年末締めくくりの大仕事は、「町議会12月定例会」です。町長3期目がスタートして初めての議会でもあり、気合を入れて臨ませていただきました。4人の議員からは、一般質問で空き家の除去や公衆トイレの確保、ハラスメント対策、シルバー人材センター設立など、町政の重要課題についてのご指摘をいただき、私の率直な想いを答弁させていただきました。

　その中のひとつ、山崎匡議員からは、これまで2期8年間の町政運営の根底となる理念は何か、と問われました。うーん、なかなか鋭い質問ですな。それに対して私は、「町長の仕事は、駅伝のランナーのようなもの。松野町のいいところに磨きをかけ、問題のある所を補正し、そしてタスキを次の世代に引き継ぐことが最大の使命。持続可能な森の国を創造したい。」と答えさせていただきました。

　あまりに普通過ぎて、面白くない答弁であったかもしれませんが、松野の地で50年後、100年後も穏やかな暮らしが続き、自然や歴史、文化が次の世代に順々に受け継がれていくように、そして今を生きる住民の皆さんが幸せを実感できるように、全身全霊を込めて町のかじ取り役を務めていく決意ですので、これからも変わらぬご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

　コロナ禍が明けて、忘年会などの飲酒の機会が復活してきました。お世話になった皆さんと、一年を振り返りつつ盃を酌み交わすのはとても幸せなことですが、私の肝臓にとっては受難の時期で、かなり悲鳴を上げているようです。そろそろ年齢のことも考えて、暴飲暴食を控えなければと思ったりもするのですが、やっぱりビールの美味しさには抵抗できないですね。反省！

答弁をする町長　　一般質問の様子