ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 町長の部屋 > 消防出初式(令和5年2月15日更新)

消防出初式(令和5年2月15日更新)

ページID:0011020 印刷用ページを表示する 更新日:2023年2月15日更新

 「三寒四温」という言葉は、もともとは中国北部や朝鮮半島で見られる冬季の気候現象で、シベリアからの寒気の影響で寒い日が3日ほど、その後に暖かな日が4日ほど続くサイクルを繰り返すことを指すそうです。ところが日本では、このような7日周期の天気の変動はひと冬に1回あるかないかで、もう少し広い意味で、寒い日と暖かい日が交互に訪れながら春になっていくという使われ方になったそうです。←ネットで検索しました。
松野は今、その「三寒四温」の時期を迎えています。梅の花も戸惑っているようで、ここ2週間ほど1~2分咲きのままの状態です。人間の方も、体調の管理が難しくなってきますので、どうぞ皆さんご自愛ください。

 さて2月12日の日曜日、松野町消防団の出初式が、森の国ドームを会場に開催されました。コロナ感染症の影響で、3年ぶりとなった出初式ですが、出動した団員の皆さんの規律正しく機敏な動き、旺盛な士気を目の当たりにすることができ、大変心強く頼もしく感じました。

 近年の過疎化高齢化の進展によって、本町の消防団員の人数は定員を大きく割り込んでおり、加えて、団員の皆さんにはそれぞれ仕事や家庭があり、消防団活動が負担になっていることも承知しています。
 しかしこの出初式では、3年のブランクを感じさせない日頃の訓練の成果を披露していただき、また、手入れの行き届いた機械設備に裏打ちされた技術力を拝見し、まさに有事の際には万全の備えがなされていることを改めて確認し、安心をさせていただきました。消防団員の皆さんの崇高な郷土愛の精神と使命感により、町民の安心・安全な暮らしが確保されていることに、町民を代表して心から厚くお礼を申し上げたいと思います。
どうか今後も、全団員が一致団結し、地域防災の中核として災害から住民を守っていただくよう、なお一層の精進をお願いいたします。

 一方で、近い将来発生が想定されている南海トラフ地震や、気候変動によって多発する風水害など、地域の安心安全を脅かす災害の危険性が高まっています。これらの自然災害は、今の人間の知恵では発生を抑止することはできないし、その時期や規模を正確に予知することも難しいのが現実です。しかし、普段から災害はいつか必ず発生するものと覚悟をして、準備や対策を万全にしておけば、その被害を最小に食い止めることは可能です。
この意識を町民の皆さんと共有して、役場新庁舎に併設した防災拠点施設を中心に、消防団をはじめ関係機関とも連携して、いざという時のために備えたいと思います。​​

出初式

出初式

一斉放水

一斉放水

 ※公務の記録=2月9日(木曜日)~2月15日(水曜日)=

〇 2月9日(木曜日)

愛媛県市町長防災危機管理ラボに出席(リモート)

〇 2月12日(日曜日)

消防出初式に出席

〇 2月14日(火曜日)

愛媛大学医学部と愛媛県国民健康保険診療施設連絡協議会との懇談会に出席

〇 2月15日(水曜日)

自衛官募集相談員委嘱式に出席

県・市町連携推進本部会議に出席(リモート)