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松野を愛するシニアの会(令和4年10月20日更新)

ページID:0010385 印刷用ページを表示する 更新日:2022年10月20日更新

 日課の夜のウォーキングをしていると、どこからともなく金木犀の香りが漂ってきました。つい最近まであんなに暑かったのに、もうすっかり秋ですね。

 さて、今回は「松野を愛するシニアの会」をご紹介します。4年前に設立されたこの会では、町内各部落の約20名のシニアの皆さんが会員となり、「わが町松野をみんなでよりいい町にしよう」との思いを共有して、学識経験者や行政の担当者等との意見交換会などの活動を積極的に行われています。

 先日も、代表の河野梅香さん(目黒)の呼びかけで、町議会議員との意見交換会が開催され、私も同席させていただきました。会員の皆さんからは、来年2月に任期満了を迎える議会議員の選挙について、芝不器男記念館の活用と俳句文化の継承について、コロナ感染症のワクチン接種の受付方法についてなど、町政全般について鋭い(!)かつ有意義な意見提言をいただきました。
 特に、いま町民の皆さんの関心を集めている議員の兼職を制限する条例については、議員のなり手不足の原因のひとつになっているのでは、という指摘があり、松野町の将来を担う若い世代が、政治やまちづくりに参画しやすい環境を整えてもらいたいとの要望がなされました。この点につきましては、現在の7名の議員さんで、今任期中に方向性を出すように私からも要請しており、今後の議会の動きを注視しているところです。

 県下で一番人口の少ない松野町、今は約3,700人ですが、40年後には1,300人程度になるとの予測があります。このため、少しでも移住者を呼び込むとともに、松野で生まれ育った子供たちがいつかは松野に帰ってくるように、魅力あるまちづくりに取り組んでいきます。
 一方で、たとえ人口が2,000人程度になっても、その限られた人数でしっかりと地域社会を存続させる仕組みも構築しなければなりません。そのためには、高齢者を含め全員が「現役」で地域のために働く意識を持つことが大事だと考えます。もちろん、80歳になっても勤めに行ってくださいとお願いしているわけではありません。高齢者お一人お一人が、ご自分の経験や知識、特技や趣味などを活かして、できる範囲で地域との関わりや絆を維持していただく、このことが人口減少社会に立ち向かい地域を活性化させるひとつの方策だと思います。
 その意味でも、この「松野を愛するシニアの会」の皆さんは、お手本になる存在だなと実感しました。

「松野を愛するシニアの会」開催の様子

「松野を愛するシニアの会」j開催の様子

会員さんと町議会議員さん

会員さんと町議会議員さん

 ※公務の記録=10月10日(月曜日)~10月16日(日曜日)=

〇 10月11日(火曜日)

全国市町村長サミット2002に出席(徳島市)

〇 10月12日(水曜日)

市町村共済組合事務局長ほかと意見交換

愛媛新聞社南予支社長ほかと意見交換

〇 10月13日(木曜日)

愛媛県商工会女性部連合会南予ブロック合同研修会に出席

南予森林管理推進センター臨時総会に出席

松野鬼城太鼓・森風総会に出席