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「森の国まつの事業協同組合」入組式(令和4年7月7日更新)

ページID:0010056 印刷用ページを表示する 更新日:2022年7月7日更新

​ 今年の梅雨は、観測史上最も短く、しかも最も早く開けたので、夏場の水不足を心配していたら、まるで忍者のように台風4号が襲来し、全国各地で大雨の被害が発生したようです。異常気象が当たり前に起きる今日この頃、想定外の災害に対する日ごろからの備えが、ますます重要になってきていると思います。

 さて、人口減少が最大の課題となっている松野町では、人手不足も深刻化しています。しかし、町内の小規模事業者が単独で従業員を雇用することは、人件費的になかなか大きな負担になりますし、一年を通じて安定した仕事を構えることも困難です。また、雇用される側にとっても、生活していける給与がもらえるのか、その仕事が自分に向いているのか、いろいろな不安を感じることもあると思います。

 そこで、本町では、今年の4月に「森の国まつの事業協同組合」という組織を立ち上げ、事業者と従業員をマッチングして安定した雇用を創出する事業に着手しました。
 具体的には、農業や観光業、製造業など繁忙期が異なる複数の仕事を組み合わせ、組合で雇用した従業員をそれぞれの事業者のニーズに合わせて派遣するものです。
 なお、従業員は、組合に所属したうえで複数の仕事をこなすマルチワーカーとなりますが、これによって安定した雇用環境と一定の給与水準が確保でき、その中で自分が一生打ち込める仕事が見つかれば、その業種に転職または起業するという道が開ける可能性もあります。また、この事業に要する人件費や運営費については、国からの補助金が交付されるというメリットもあります。

 組合設立以来、このマルチワーカーを募集していましたが、このたび2名の採用を決定し、入社式を執り行いました。
 入社したのは、埼玉県出身の中山彩風さん(23歳)と石川県出身の湯川彗太さん(26)。湯川さんは夫婦で松野町に移住していただきました。ふたりは当面、滑床渓谷でのキャニオニングのガイドや、特産の桃や梅の収穫に従事してもらう予定です。
 移住促進による人口減少緩和を目指す本町にとって、この県内初の取り組みは、持続的な地域活性化の起爆剤となるものと期待しています。まずはふたりが、松野の生活に一日でも早く慣れてくれて、地域の担い手として活躍してくれることを願っています。

入組式

公務の記録 =6月27日(月曜日)~7月3日(日曜日)=

​〇 6月27日(月曜日)

各部落事業要望・現地確認(蕨生部落)

〇 6月28日(火曜日)

北宇和高校農業教育振興協議会に出席

各部落事業要望・現地確認(奥野川部落)

ワールドゲームズ・ウクライナ相撲選手団激励会に出席

〇 6月29日(水曜日)

PTA連合会総会に出席

〇 6月30日(木曜日)

JAえひめ南山本組合長から庁舎完成記念品の贈呈を受ける

〇 7月1日(金曜日)

定例庁議に出席

森の国まつの事業協同組合・入社式に出席

各部落事業要望・現地確認(松丸部落)

〇 7月3日(日曜日)

広見川等一斉清掃作業に参加