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「奥内の棚田」が「つなぐ棚田遺産」に選定されました。

ページID:0009413 印刷用ページを表示する 更新日:2022年2月18日更新
2月14日に開催された「つなぐ棚田遺産選定委員会」において、「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」として全国の271棚田を選定しました。そのうち松野町からは、「奥内の棚田」が選定されました。

つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」とは

「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」とは、棚田地域の振興に関する取り組みを積極的に評価し、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対し、より一層の理解の促進を図ることを目的として、農林水産大臣が改めて優良な棚田を認定する取組みです。

奥内の棚田について

棚田の維持・保全の状況

重要文化的景観の選定を機に、「奥内の里保存会」を組織して、棚田の農山村景観の維持・保全活動に取り組んでいます。今後も美しい景観の保全のため、棚田米のブランド化や棚田オーナー制度の導入などを検討しており、持続可能な農業・自然環境の保全を図ることとしています。

棚田での取組

奥内の棚田は、500~600m級の急峻な山々に囲まれた3つの谷からなる4つの集落(下組、本谷、榎谷、遊鶴羽)に展開し、先人たちが一つ一つ積み上げて築いた石積みの水田で、地域の人々による絶え間ない農業の営みによって現在に受け継がれています。当初からため池を持たず、川の源流水をそのまま掛け流す方法での営農が行われていることも特徴的で、棚田の基盤をなす石垣も最高所では4mを超える規模を有しています。これら棚田について、江戸時代から続く伝統的な土地利用の維持、継承によって良好な景観が保たれてきたのは、与えられた自然条件との融和、調和、調整によって柔軟に対応していく暮らしの積み重ねの存在にあります。伝統的な景観的特性を保全し、後生へ継承するため、この地域での暮らしの継続を図っています。平成11年7月に農林水産省の「日本の棚田百選」に、平成29年2月には「奥内の棚田及び農山村景観」が国の重要文化的景観に選定されています。

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