令和元年7月13日、山村開発町民センターにおいて「新庁舎建設(基本設計)に伴う町民ワークショップ」を開催しました。
このワークショップは、新庁舎建設の基本設計を進めるにあたり、町民の皆さんに親しまれ、便利で利用しやすい新庁舎となるよう、広くご意見をいただくために開催したもので、当日は、中高生7名を含む21名の町民の皆さんにご参加いただきました。
ワークショップでは、新庁舎建設事業の概要説明や現庁舎の視察を行った後、7名程度の3つのグループに分かれ、「みんなが集まれる庁舎をつくろう」を基本テーマとして、「誰もが気軽に訪れ、集まりたくなる庁舎とは?」、「庁舎の憩いや交流スペース、図書コーナー、学習スペースに求めるものは?」、「松野町らしい庁舎とは?」の3つの視点で、意見やアイデアを付箋に書いて出し合い、模造紙に貼る手法を用いて議論を深めました。最後は、グループ毎に意見やアイデアをまとめ、代表して中高生が発表を行い、参加者全員で意見内容等を共有しました。
参加された皆さんは、はじめは硬い表情でしたが、話し合いが進むにつれて会話が弾み、笑顔も増え、また、幅広い年代の方が交流する良い機会になるなど、有意義なワークショップとなりました。
今後は、皆さまからいただきました貴重なご意見やご要望を踏まえ、新庁舎建設に係る基本設計書の作成に取り組んで参ります。
松野町(総務課庁舎建設室)、(株)大建設計大阪事務所(設計者)
・参加者:21名(区長会、区長推薦者、公募一般、中学生、高校生、町職員) ・事務局:8名
(1グループ7名程度、全3グループでワークショップを実施。)
⑴ 日時 令和元年7月13日(土曜日) 13時00分~16時00分
⑵ 場所 山村開発町民センター 2階大会議室
テーマ1 : 誰もが気軽に訪れ、集まりたくなる庁舎とは?
テーマ2 : 庁舎の憩いや交流スペース、図書コーナー、学習スペースに求めるものは?
テーマ3 : 松野町らしい庁舎とは?
・虹の森公園が見える展望スペースの設置 ・広場に芝生スペースを設置 ・屋根のある自転車置場の設置
・休日でも利用できるスペース、広場の設置 ・受付、待合所の近くにキッズコーナーを設置
・くつを脱いで利用できるスペース(畳敷き)、可動式の畳を敷くことができるスペースの設置
・各種展示、発表のできるスペースの設置 ・Wi-Fiが使えるスペースがほしい
・町の名所、旧跡等の紹介やイベント情報が発信できるスペース(IT活用)の設置
・待ち合わせのできる場所がほしい ・図書コーナーに新聞・雑誌等の閲覧スペースを設けてほしい
・図書コーナーに自習机を設置してほしい ・仕切られている学習スペースがほしい
・敷地内に休憩できるベンチを設置してほしい ・町のイメージカラー(緑色)を施設計画に取り入れてはどうか
・トイレには和式便器もあった方が良い ・自由に利用できる屋外トイレがあった方が良い
・新庁舎付近へのバス停の移動、待合所の設置 ・来客対応としての総合案内窓口の設置
幅広い年代の方に参加いただきました グループ討議の様子
グループ毎に発表し、意見等を共有しました