ブロック塀の点検について
あなたの家のブロック塀は大丈夫ですか?
敷地の周囲に目隠し等を目的として、ブロック塀を築造することがありますが、老朽化などにより地震時等に倒壊した場合、重大な事故を引き起こす恐れがあります。
道路に面したブロック塀等は、その地域に住む人々の安全に大きく関わってきます。今後30年以内に発生する確率が70~80%とされている南海トラフ地震に備え、危険なブロック塀をなくしていく必要があります。ブロック塀の点検を行い、日頃から地域で互いに協力しあって災害に備えましょう。
ブロック塀の点検方法
ブロック塀の構造等については、建築基準法に定められており、日本建築学会では、建築基準法をふまえ、より細かな数値で「コンクリートブロック塀設計規準」を定めています。
以下のパンフレットは、日本建築学会規準を引用したもので、ブロック塀を簡単に点検できる方法を示しています。
ブロック塀を点検しよう! [PDFファイル/350KB]
また、国土交通省では、平成30年6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震によるブロック塀の倒壊被害を受け、既設のブロック塀の安全確保を目的に、点検の際のチェックポイント等を作成し、国土交通省のホームページで公表しております。
ブロック塀の点検のチェックポイント [PDFファイル/519KB]
ブロック塀を適切に維持管理しましょう!
建築基準法第8条の規定により、ブロック塀の所有者は、常に適正な状態になるよう維持管理する必要があります。
点検後は、その点検結果に応じて、安全対策を講じましょう。
安全対策について
上記のパンフレットやチェックポイントを基に点検を実施した結果、「危険」、「注意が必要」、「適合しないチェック項目がある」に該当する場合は、付近の通行者に対し速やかな注意表示を行うとともに、専門知識を持つ方に相談し、精密点検や補修・撤去などの対策を講じましょう。
その他
参考:愛媛県ホームページ
https://www.pref.ehime.jp/h41000/burokkutenken.html<外部リンク>
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