不器男の庭 松野町について
昭和初期の俳壇に彗星のごとく現れた俳人 芝不器男(しば ふきお)。 
芝不器男は明治36年(1903)、愛媛県北宇和郡明治村(あけはるむら)(現・松野町)で生まれました。大正12年頃から句作をはじめ、俳誌「天の川」などで頭角を現すとたびたび巻頭を占めるようになりました。なかでも「ホトトギス」へ投句した「あなたなる夜雨の葛のあなたかな」は高浜虚子の名鑑賞を受け、一躍俳壇で注目されるようになりました。不器男は、昭和5年(1930)26歳の若さでこの世を去りましたが、故郷 松野町の自然や家族を多く俳句に詠み『望郷の俳人』として今なお親しまれています。
町では、不器男生家を記念館として改築し運営しているほか、毎年『不器男忌俳句大会』を開催したり、彼の句碑をめぐる『俳句の小径』や町内外から俳句を募集する俳句ポストを設置するなど、俳句の振興に努めています。

代表句
あなたなる夜雨の葛のあなたかな
永き日のにはとり柵を越えにけり
うまや路や松のはろかに狂い凧
卒業の兄と来てゐる堤かな
不器男記念館
◆住 所:愛媛県北宇和郡松野町松丸258
◆電 話:0895-42-1584
◆開館時間:9時00分から17時00分
◆休 館 日:毎週水曜日 年末年始
◆入 館 料:200円 中学生以下無料 団体割引(大人20人以上)150円

