○松野町職員の勤務成績の評定要綱

昭和61年12月25日

訓令第3号

(目的)

第1条 この要綱は、松野町職員の執務について定期的に勤務成績の評定を行いこれを統一的に記録し、人事管理の基礎資料としもって公務能率の発揮及び増進を図ることを目的とする。

(勤務評定の定義)

第2条 勤務成績の評定とは、職員が現についている職において割り当てられた職務と責任を遂行した実績(以下「勤務成績」という。)並びに職員の執務に関してみられた能力及び適性を、この要綱に定める手続により統一的かつ公式に記録することをいう。

(評定を受ける職員範囲)

第3条 評定を受ける職員は、次に掲げる者を除く全ての一般行政職、単純労務職及び医療職に属する職員とする。

(1) 臨時的任用職員及び非常勤職員

(2) 任命権者が評定実施を不適当又は不必要と認める職員

(評定の種類及び時期)

第4条 評定の種類は、定期評定及び特別評定とする。

2 定期評定は、毎年1回定期に実施する。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、次の評定期まで延期することができる。

(1) 評定者と、評定される職員の間に、監督関係が発生してから引き続き3月を経過しない場合

(2) 評定を受ける職員が長期にわたる休暇、欠勤、休職又は停職その他の事由により、現に勤務した日数が3月に満たない場合

3 特別評定は、条件付採用期間満了のおおむね1月前に行うもの及び任命権者が特に必要と認めたときに行うものとして、前者を条件付採用期間評定、後者を臨時的評定と名付けるものとする。

(評定を受ける期間)

第5条 定期評定の評定期間は、前回の評定期から当該評定期までとする。ただし、条件付採用期間満了後最初に行う評定期間については、条件付採用期間満了前に行った評定の評定期間を含めることができる。

2 特別評定の評定期間は、条件付採用期間評定にあっては、条件付採用開始の日から当該評定期間までとし、臨時評定にあっては、当該任命権者の定める期間とする。

(評定方法等)

第6条 勤務成績の評定方法は、次によるものとする。

(1) 評定者

 評定者は、原則的に第1次評定者及び第2次評定者の2名とする。ただし、評定者の指定基準は、おおむね別表第1のとおりとする。

 評定者は、職員を常に観察し、その勤務成績について公平な評定を行い、別表第2による「勤務成績報告書」(以下「報告書」という。)を作成し、第1次評定者は、これを第2次評定者に、第2次評定者は、これを調整者に提出するものとする。

(2) 調整者

 調整者は、第2次評定者の直近の監督者とする。

 調整者は、評定者の行った評定を検討し、必要に応じ評定者の意見を聴き、不均衡を調整した上、任命権者にこれを報告するものとする。

(3) 確認者

 確認者は、任命権者とする。

 確認者は、調整者の報告に基づいて評定を確認し、勤務実績に対して評語を付与するものとする。

(4) 評定要素

評定要素は、別表第3のとおりとする。ただし、監督的職務にある者には、当該要素中の1から11までを用い、6以下は非監督的職務にある者について用いるものとする。

(5) 評定の要領

 評定は、各職員ごとに別表第2の報告書を用いて行うものとする。ただし、報告書中仮評定を行うに当たっては、別表第4「仮評定のわく」を基準にするものとする。なお、評定要領の細部については、別表第5「勤務成績評定心得書」によるものとする。

 確認者の付与する評語は、次に掲げるいずれかによるものとする。

評語

意義

A

勤務実績が特に優れている

B

勤務実績が優れている

C

勤務実績が普通である

D

勤務実績が普通よりもよくない

E

勤務実績がよくない

(評定報告書の効力)

第7条 報告書は、当該評定期間における職員の勤務成績を示すものとする。ただし、職員が任命権者を異にする他の機関若しくは職務の複雑と責任の度を異にする他の職に異動した日から3月を経過した場合は、この限りでない。

(評定報告書の取扱い)

第8条 報告書は、公開しないものとし、任命権者において3年間保管するものとする。

(評定記録の活用)

第9条 任命権者は、評定の結果に応じて優遇等の方途を講じ、又は指導研修等必要な措置を行って公務能率の発揮及び増進を図るものとする。

附 則

この要綱は、昭和62年4月1日から施行する。

附 則(平成19年3月30日訓令第9号)

(施行期日)

1 この訓令は、平成19年4月1日から施行する。

附 則(平成23年12月26日訓令第22号)

この訓令は、公布の日から施行し、平成23年4月1日から適用する。

別表第1(第6条関係)

評定者の指定基準

部局区分

評定を受ける職員

第1次評定者

第2次評定者

調整者

町長の事務部局

主事補、技師補、主事技師又はこれらに相当する職務にある職員

班長。ただし、班長を置かない課(室)にあっては課(室)長

課(室)長。ただし、班長を置かない課(室)にあっては総務課長

総務課長

主任又はこれに相当する職務にある職員

同上

同上

同上

班長又はこれに相当する職務にある職員

課(室)長

総務課長

同上

課長、室長又はこれに相当する職務にある職員

総務課長

 

同上

議会事務局

主事補、主事又はこれに相当する職務にある職員

局長

議長

議長

主任又はこれに相当する職務にある職員

同上

同上

同上

局長

議長

 

同上

教育委員会事務局

主事補、主事又はこれに相当する職務にある職員

班長。ただし、班長を置かない課にあっては課長

課長。ただし、班長を置かない課にあっては教育長

教育長

主任又はこれに相当する職務にある職員

同上

同上

同上

班長又はこれに相当する職務にある職員

課長

同上

同上

課長又はこれに相当する職務にある職員

教育長

 

同上

指定基準の特例

任命権者が特に必要と認める場合においては部局区分を異にして及び部局区分内の上記以外の者を評定者及び調整者に指定をすることができる。

画像画像

別表第3(第6条関係)

評定要素表

着眼点

評定要素

判定基準

a(特に優れている)

b(優れている)

c(ふつう)

d(やや劣る)

e(劣る)

1 指導統率

部下の性格を把握して公平に取り扱い、かつ、教育し部下をして全力をふるった仕事に従わしめえた

部下の指導は適切であった、統率もいかんなく行った

指導統率は欠くることなく行った

部下の指導に不公平なきらいがあり掌握もむらな点があった

指導力に乏しく部下の掌握は不十分であった

2 仕事の管理

上司の方針に即応した仕事の遂行体制を速やかにたてムダ、ムリ、ムラなく予定どおりに仕事を完遂しえた

仕事の運営実施について手落ちがほとんどなかった

大体間違いなく仕事を運んだ

時々仕事の運営上の手落ちがあり手を加えることがあった

仕事の運営上手の届かないところが多く常に注意の必要があった

3 企画

進歩的な方法を発案し優れた計画をたて能率を高度にあげた

方針を与えれば後は独自で計画し目的達成にいかんなかった

一応方針を与えれば後は独自で手段方法等を考えた

ある程度の計画力を持つが実行上かなり手を加える必要があった

計画はほとんど効果がなかった

4 決断

情勢の見通しも正確で決断は十分であった

困難と思われる事項についても割合正確な決断を下した

判断は大体誤りなく決断を欠くところもなかった

誤った判断を下したり時機を失したりすることが時々あった

簡単な仕事でも判断を下すことがまずかった

5 表現

自分の意思をそのまま相手に理解せしめることができた

自分の意思を発表することがよくできた

自分の考えや言おうとすることを大体表わすことができた

自分の考え方を相手に通じさせるにはまだ努力の必要があった

自分の考えを相手に理解せしめるに相当補なってやらなければならなかった

6 責任感

仕事の正確を期し自己の職責を貫いた

責任を自覚し職務を忠実に遂行した

責任を自覚し職務に支障がなかった

責任感うすく時々注意を受けていた

責任感なく職務に忠実を欠いていた

7 知識技能

必要な知識技能を有し応用もまた適切であった

必要な知識技能をもっており応用も比較的よかった

必要な知識技能を有していた

知識技能にやや欠くところがあった

知識技能が不足で仕事を遂行することが困難であった

8 積極性

進んで仕事に努力し与えられた仕事に情熱を注いだ

仕事に興味を持ち言われなくても進んでやった

予定に支障を来すことなく大体よかった

進んで仕事を行おうとしなかった

極めて消極的であった

9 協調性

指揮命令を遵守し他人の意思を十分に尊重しきわめて協調的だった

他の意見を尊重し協力を惜しまなかった

他人とまさつを起こすことなく協力した

時々他人の意思を無視する傾向があった

職場の協調を破りまさつが多かった

10 仕事の手順

仕事の段取りが着実迅速でよい成果をあげた

仕事の段取りがよく効果をあげた

段取りに間違いなかった

仕事の段取りがまずく相当の時間がかかった

仕事の段取りが悪く安心して任せられなかった

11 適応性

仕事や環境の変化に迅速適切に対処し得た

仕事や環境の変化にも早く対処し得た

一応仕事や環境の変化に対処し得た

仕事の環境の変化に対処するのがおそかった

仕事や環境の変化に対処するのがおそく常に指導の必要があった

12 仕事の正確さ

仕事はきわめて正確に遂行し誤りはなかった

仕事は正確で誤りはほとんどなかった

大した間違いもなくルーズなところもなかった

比較的間違いが多かった

失敗や間違いが多く信頼できなかった

13 節約観念

物を大切にする考え方が十分であった

物を大事にする観念が常に働いていた

物を大事にする考えが一応あった

物を大事にすることについて時々注意した

物を大事にする考え方が全然なかった

14 勤勉さ

仕事に精励し陰ひなたなく常に献身的であった

熱意ある仕事をし一応目的を達成した

概してよく励んできた

時々仕事にむらがあり骨惜しみすることがあった

怠けて仕事に熱意がなかった

15 規律

命令や職場の規則には進んで従い他の模範となった

命令や職場の規則はよく守り間違いがなかった

命令規則に一応順応した

時々命令に違反し職場の規則に従わないことがあった

命令や職場の規則に従わないことがしばしばあった

16 理解

どのようなことでも適切かつ迅速に理解した

新しいことや複雑なことでもよく理解することができた

一通りの理解力をもち支障なかった

普通の仕事でも理解がおそかった

簡単なことでも理解が困難だった

別表第4(第6条関係)

仮評定の枠

実績評語

仮評定の枠

A

d、eがなく

aが7以上で cが3以下のとき

aが6で cが2以下のとき

aが5で cが1のとき

aが4で cが0のとき

B

a+bが8以上で eが2以下のとき

a+bが7で eが1以下のとき

a+bが6で aが4以下 eが0のとき

a+bが5で aが3以下 eが0のとき

a+bが4で aが2以下 eが0のとき

C

A・B・D・E以外のもの

D

d+eが8以上で aが2以下のとき

d+eが7で aが1以下のとき

d+eが6で bが4以下 aが0のとき

d+eが5で bが3以下 aが0のとき

d+eが4で bが2以下 aが0のとき

E

a、bがなく

eが7以上で cが3以下のとき

eが6で cが2以下のとき

eが5で cが1のとき

eが4で cが0のとき

◎報告書の記入要領について

報告書は、次に掲げる区分及び要領により作成するものとする。

記入者

記入要領

表面

(1) 評定種別

第1次評定者

定期評定、特別評定の別に従い、該当する□内にレ印をする。

(2) 評定期間

当該評定期間を算用数字で記入する。

(3) 評定を受ける職員

評定を受ける職員の所属、職名(職員、雇等の別及び職員の現在の地位等を端的に示す職名…例えば総務課班長)、評定は現在の適用給料表の別、職務の級及び号給、男女の別、年齢、氏名をそれぞれ該当欄に記入する。

(4) 勤務状況

当該評定期間中における勤務状況及びそれに対する意見を該当欄に記入する。

裏面

(5) 評定を受ける職員の氏名

評定を受ける職員の氏名を記入する。

(6) 勤務実績

本心得書の3「評定要素による勤務実績の評定方法について」に示す要領により第1次評定者の欄に評定結果を記入し、その合計を計欄に算用数字で記入し仮評定を行う。

(7) 執務に関連して見られた適性等

その職員の適性について該当する□内にレ印をし、他に適する仕事があれば具体的に記入する。

(8) 健康家庭

職員の健康、家庭状況について、該当する□内にレ印をし、説明を要するものについては説明を加える。ツベルクリン反応については、陽性の場合は陽を、疑陽性の場合は疑を、陰性の場合は陰の文字を○で囲む。

(9) 特技資格

特別の技能や資格がある場合に記入する。

(10) 指導記録その他

当該期間中に参加させた研修、特に行った指導があれば、具体的に記入し、その他参考事項があればそれを記入する。

表面

(11) 必要な措置及び意見

必要な措置について、該当する□内にレ印をする。記載されている措置以外の必要な措置が考えられる場合は、「その他」の欄に記入してその左の□内にレ印をする。意見がある場合には、右の意見欄に記入する。

(12) 署名

該当欄に評定年月日、職名、氏名を記入し、押印する。

表面

(1) 勤務状況

第2次評定者

第1次評定者と意見の相違がある場合には、その記載事項を抹消しないで、第1次評定者の記入要領に準じて該当箇所に赤インクで適宜記入し、押印する。

裏面

(2) 勤務実績

本心得書の3「評定要素による勤務実績の評定方法について」に示す要領により、第2次評定者の欄に評定結果を記入し、その合計を計欄に算用数字で記入し、仮評定を行う。

(3) 執務に関連してみられた適性等

表面

(4) 必要な措置及び意見

第1次評定者と意見の相違がある場合には、その記載事項を抹消しないで、第1次評定者の記入要領に準じて該当箇所に赤インクで適宜記入し、押印する。

(5) 署名

該当欄に評定年月日、職名、氏名を記入して押印する。

表面

(1) 勤務状況

調整者

必要に応じ第2次評定者の要領に準じて記入する。

裏面

(2) 勤務実績

評定者の行った評定の結果を検討し、必要がある場合には、「調整者の意見」欄の所要事項を記入する。

(3) 執務に関連してみられる適性等

必要に応じ、第2次評定者の要領に準じて記入する。

表面

(4) 必要な措置及び意見

(5) 署名

該当欄に調整年月日、職名、氏名を記入し、押印する。

表面

(1) 確認

任命権者

確認年月日、職名、氏名を記入し、押印する。

(2) 実績評語

評定者の行った評定の結果及び調整者の意見を参考にして、実績評語を記入する。

表面

(1) 記事

人事担当責任の長

適時、適宜な事項を記入する。

別表第5(第6条関係)

勤務成績評定心得書

評定者及び調整者は、この心得をよく読んで、公正な評定又は調整を行うように心掛けなければならない。

1 勤務成績評定に当たって守るべき一般的注意事項について

(1) 日常の観察及び指導によって得た資料に基づいて、独自に的確な判断を下すこと。

(2) 信条、性別、社会的身分、政治的意見又は政治的所属関係若しくは組合所属関係によって職員を差別しないこと。

(3) 縁故若しくは友人等の私的関係又は好き嫌い、同情等の偏見によって判断しないこと。

(4) 評定を受ける職員又は第三者のいだく思惑に左右されないこと。

(5) 職員の勤務、年数の長短を考慮しないこと。

(6) 評定期間中における成績を評定し、その期間以外については考慮しないこと。

(7) その職員の従前の定期評定又は特別評定における評定の結果によって影響されないこと。

2 評定方法の概要について

(1) この評定は、原則として評定を受ける職員1名につき、2名の評定者と1名の調整者が1枚の報告書にそれぞれ必要事項を記入して評定する。

(2) 評定者の指定基準は要綱別表第1に示すとおりとするが、もし職員の直近の監督者が休暇、欠勤等により又はその他の理由により、監督関係が引き続き3箇月を経過しないために評定することが困難な場合、任命権者は直近上位の監督者以外の適当と認める監督者を評定者に指定することができる。

(3) 報告書は、表裏2面からなり、表面には評定を受ける職員の所属、氏名、実績評定、勤務状況、必要な措置、評定者及び調整者の意見等を、また、裏面には勤務実績及び執務に関連してみられた適性等を記載する。

(4) 第1次評定者は、所属の事項を記入した報告書を第2次評定者に提出し、第2次評定者は、第1次評定者に準じ評定を行って所要事項を記入の上、これを調整者に提出する。

調整者は、さらにこれを検討し、所要事項を記入の上、任命権者に提出するものとする。

(5) 勤務実績の評定は、監督的職務にある者及び非監督的職務にある者の区分により、定められた11個の評定要素によって行う。

(6) 評定を受ける職員の勤務成績は、A、B、C、D、Eのいずれかの評語によって表わすこととなっている。

3 評定要素による勤務実績の評定方法について

(1) 評定要素の区分

要素区分は、これをX、Yとし、Xは監督的職務にある職員に対し、Yは非監督的職務にある職員に対してのものである。報告書の本欄中X、Yそれぞれの区分の下に○印を付してあるのがこれである。

評定に当たっては、まず第1次評定者が評定要素の適用区分を(Y)のように○に記入するものとし、第1次及び第2次評定者はそれぞれの要素について評定を行う。

(2) 評定要素についての評定

ア 評定要素についての評定は、要綱別表第3「評定要素表」に記載する着眼点をよく読んで、判定基準に照らして最も適切であると思われるアルファベットを○で囲む。

イ この際要素区分を同じくする職員についての報告書を重ねて並べ、同一評定要素について各職員を比較しながら評定し、その評定が終わってから次の評定要素についての評定に移り、以下順次同様の方法で評定するものとする。

(3) 評定結果の計及び仮評定

各評定要素についての評定が終わったら、各評定者は自己の記入すべき計の欄に、○で囲んでアルファベットの数をそれぞれ記入する。次に各評定者は自己の評定結果を要綱別表第4「仮定の枠」を基準として、仮評定欄のA、B、C、D、Eのうち該当する文字を○で囲む。

松野町職員の勤務成績の評定要綱

昭和61年12月25日 訓令第3号

(平成23年12月26日施行)