■瓦版30.講座「戦国時代の鉄」を開催しました
 3月8日(日)、松野の歴史・教養講座として「河後森城の出土品から探る 戦国時代の鉄」を開催しました。今回の講座は、多くの河後森城出土品のうち、鉄製品とその製作に関連する遺物を題材としました。
 第1部では、愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター長の村上恭通先生に「河後森城の時代の鉄器」と題した講演をいただきました。第2部では、松山市在住の鍛冶師である白鷹幸伯先生に河後森城で出土している戦国時代の釘づくりの再現を行っていただきました。そして同時に、地元の小学6年生による卒業記念の鍛冶体験会も実施し、全員で和釘づくりに挑戦しました。
 当日は、参加者100名を超える大盛況。鍛冶を体験する子どもたちも、軍手に日本タオルのハチマキ姿で勇敢に挑んでいました。参加者の皆さんの目がまさに釘づけになった瞬間でした。卒業式の日には、白鷹先生の鍛えた河後森城モデルの釘が卒業生全員に贈られました。

講演の様子
実演の様子
鍛冶の体験
鍛冶を見学
記念写真
記念写真