佳作
鬼北町の中尾さんは俳句の愛好家らしくいつもすばらしい句を寄せていただいている方です。「連山のくっきり見えて蕗のとう」「白鷺の影を映して春の水」などの句はどの句も取り合わせの「妙」に優れています。自分の眼に映る「もの」に対しての情懐が感じられ、日本語の雅が秘められています。 また、竹崎さんの「コラム欄まで読み漁り春炬燵」の句には生活観感がにじみ出ておりすばらしい句です。